ついつい神経質になってしまうあなたへ―「気にしない」考え方―

今回は

「自分がした行為や他人の一挙一動に対して、

 いちいち深く考えすぎない方法」

について話したいと思う。

 

 

かつての僕と言えば、神経質すぎて、

人から言われたことや相手の反応について

やたら気にしてしまったり、深く傷ついてしまったり、

気苦労が絶えなかった。

 

 

もしかしたら、相手にとってポジティブな言動、何気ない言動を

過剰にネガティブに捉えていた可能性がある。

 

 

というか、「可能性」じゃないね。

 

 

確実に「あった」。

 

 

それで急に不機嫌になったり

元気がなくなったり

本当に面倒臭い奴だった。

 

 

「あの言葉はどういう意味だったんだろう」

「ああすれば良かったかな」「こうすれば良かったかな」

「こう思われていないかな」

 

こんな感じで

必要以上に深く考えすぎるタイプだった。

 

 

 

しかし、これって僕だけではなく、

もしかしたら、あなたもこんな感じで

人の反応に対してやたら過剰反応してしまったり、

人の顔色を伺ったりということがあるかもしれないね。

 

 

俗に言う「鬱になりやすいタイプ」だろう。

 

 

例えば、あなたの周りにキレやすい上司や

すぐに嫌味を言うような同僚、

あなたに対して何でも否定的な友人がいたとして

あなたが対等に意見を交わすことを相手が許さないような場合、

ついつい怒られそうな言葉や相手の「地雷ワード」を避けて

無難なことばかりを言ってしまいがち、

もしくは我慢をしてしまいがちだったとする。

 

 

そういった場合、それらの行為は

相手のことを思ってしていることではなく、

自分自身が傷つきたくない、

厄介なことになりたくない、

不利な立場に追いやられたくないからなどの理由で

自分の気持に蓋をしてしまうわけである。

 

 

つまり、

人間関係が悪化して自分が傷つきたくないから、

人の顔色を伺ってしまうのであり、

その結果としてネガティブな感情だけが自分の中に溜まっていき、

モヤモヤを引き起こす原因になるのかと思う。

 

場合によっては相手に対して不信感を抱くこともあるだろう。

 

 

 

 

このような人というのは所謂「他人軸」で、

「他人がどう思うか」で全てのことを判断してしまうのだ。

 

そのため、

「相手が気分を害することはしないようにしよう」

「迷惑をかけないように我慢していよう」

「相手の期待に応えよう」

などと、自分の行動に制限をかけたり

悪い意味で自分にプレッシャーをかけたりすることも多くなる。

 

 

その結果…

 

 

本来、自分自身に対してエネルギーを注ぐべきところを

必要以上に他人のことを気にしすぎてしまうので

人間関係が嫌になったり、生きるのが辛くなったりしてしまうのである。

 

 

自分を差し置いて幸せそうにしている他人を見て、

自分だけが不幸でいいように扱われている気になり、

許せない気持ちになることもあるだろう。

 

 

 

そこで、相手の何気ない言動にイラッと来たり、

場合によっては怒りを爆発させてしまったり…

などということもあるかもしれない。

 

 

 

そのような事態を防ぐために、

あなたにぜひ覚えておいてほしいことがある。

 

それは

 

「相手がどう思っているかは、相手にしかわからない」

 

ということだ。

 

 

相手がどのように反応しようが、

どのように受け取ろうが

全て相手の問題であり、あなたの問題ではないのだ。

 

※詳しくはこちらの記事も参考にしてみてね。↓

 

 

考えて解決できる問題ならば、

思考を深めることで納得できる答えが見つかるかもしれないが、

そうではない場合、

「あの人はきっとこう思っただろうな」と

相手の気持ちを勝手に判断したり

相手が抱いている自分への印象に対して気にしすぎたり

実際に相手が求めてもいないことを

勝手にあなたが「求められている」と思い込んだり…

 

 

これら一連の行為は、考えすぎるだけ無駄だということだ。

 

 

また、仮に相手の行動から悪意を感じてしまったとしても、

思い込みだけで相手のことを悪だと判断したり、

怒りや恨みつらみを増大させたりしてしまうのも、

精神衛生上良くないだけだし、避けたほうが良い。

 

 

あなたももしかしたら、

「お前はこう思っているかもしれないけどさ」とか

「あなたはこうだよね」とか

相手にジャッジされたり、

一方的に決めつけられたりするのは嫌なことだろう。

 

 

逆に、相手があなたに対して勝手に「思い込み」、

「決めつけ」をしてきたとしても、

よっぽど建設的な意見ではない限りは

「子犬が吠えているな」くらいに思っていれば良いのだ。

 

 

人を決めつけることは誰にもできない。

あなたが思っていることが自分にしかわからないのと同じように

相手が思っていることも相手にしかわからないからだ。

「推測」なら出来るけどね。

 

 

そういった「決めつけ」や「思い込み」の行為から

あなた自身を守るためにも、

「あなた自身が人をジャッジしない」

という癖をつけるのも大切なことなのだ。

 

 

 

このように、相手の一挙一動が気になったとしても、

あなたのした行為を相手がどう受け止めているか気になったとしても、

 

「自分で勝手に相手のことを決めつけようとしない。」

 

…それが、あなたにとって最も楽な生き方となるだろう。

 

 

人を決めつけるということは

「こうあるべき」という固定観念が身についてしまっている状態である。

その狭まってしまった考え方からあなた自身を開放するには

宇宙のように広く高い視点を持つことも大切だ。

 

 

↑こちらの記事にもあるような

「あなた自身の感情と向き合い、

物事を広く、高い視点で観察する」ということは、

最初は難しいと感じるかもしれない。

 

 

しかし、慣れてくるとちょっと大変なこと、

嫌なことで怒りが湧きそうになっても

 

「今はちょっと視点が俗世レベルだな。

 目ん玉ロケット発射して土星まで行くか。」

 

などとユーモアも含めつつ楽しめるようにもなってくるだろう。

※「目ん玉ロケット」については上↑の記事参照。

 

 

また、もう一つの方法として

こちら↓の記事で紹介している

「嫌な言葉を消す」方法も参考にしてみてほしい。

 

 

 

なお、こちらの「言葉を消す」やり方に関しては、

「相手があなたを攻撃した」という事実そのものを

もみ消そうというものではない。

 

各種ハラスメントやいじめ、暴力など明らかに法に触れるものは、

所定の機関へ訴えたり通報できたりするからだ。

 

しかし、そうではなく、

通常の会話や議論などによって発せられた言葉というのは、

大抵の場合、不快に思うかどうかは個人の価値観や判断による。

 

 

そのため、

「嫌だ」「腹立つ」「理解できない」と思ったら

「この人はこう思うのか」という認識だけをして、

嫌な感情とともにその言葉を忘れてしまいたいところだ。

 

 

つまり、スルースキルを身に着けろということだね。

 

 

月並みかもしれないけど、

出来るだけ気にしないようにするのが一番なのだ。

 

 

 

 

↑相手の感情を逐一気にせず、NOも言えたら上出来。

 

 

 

最後に、まとめると…

 

 

「自分がした行為や他人の一挙一動に対して、

 いちいち深く考えすぎない方法」とは…

 

 

・いちいち他人の言動をジャッジしない。

 

・「他人の考えていることなんてわからない」と割り切る。

 

・考えて解決できる問題なのか、考えても仕方がないことなのか、しっかり見極める。

 

・宇宙のように広く高い視点を持ち、嫌な出来事を「どうでもよいもの」と考える。

 

・相手の機嫌を自分のせいだと思わない。相手の問題は相手の問題である。

 

・面倒なことはスルーするか、軽く受け流す。

 

 

「忘れよう、気にしないようにしようとしても、

できないから困っている!」

そんな方もいるかもしれない。

 

 

しかし、もしかしたら、

それはあなた自身の中にある「こだわり」が原因なのかもしれない。

 

 

結局の所、正義や悪、などといった概念や

嫉妬や被害妄想などのネガティブな感情が生み出されるのは

僕の中にもあり、あなた自身の中にもある

「こだわり」によるものである。

 

 

その「こだわり」が、時に争いごとを引き起こす原因ともなるのだ。

 

 

自分自身を過剰に庇護することなく、

かといって自責の念にかられることなく、

全ての事象を「一つの現象」として捉えられるようになったら…

 

あなた自身の存在もあなたの過去の行動も

他者の存在も過去の行動も

全て受け入れられるようになってくることだろう。

 

 

考え方や行動の癖を変えるのは

今すぐに出来るようになるものじゃない。

 

自分の思考を徐々に変えていって、

その思考が当たり前に感じられるようになるまで

慣れるしかないんだよね。

 

 

だから…まずは少しでも良い。

こちらの記事で紹介した考え方を実践していただけたらと思う。

 

 

初めはいつも通り神経質に考えすぎてしまうことがあっても、

なにか嫌なことがあって

自分を責めたり、人を責めたりしてしまいそうになったら

「あ!これはやめよう。」

と気づいて、徐々にやめていく。

 

この積み重ねが大切なのである。

 

 

そうやって新しい考えを習慣づけていって

あなた自身が少しでも「成長したな」と思ったその時は…

 

 

他人にはわからないかもしれない。

 

けれど…

 

あなた自身にしか知らない「頑張り」を

あなた自身が思い切り労ってあげましょう。

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