ニワシドリから学ぶ「芸術活動を自粛するべきでない理由」

陰と陽を和合・浄化するジェンダレス妖怪

天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)でございます。

 

先日、藤田紘一郎氏の「残念な『オス』という生き物」を読んだのだが、

その中で非常に興味深い内容があったので、

僕の考察も含めて紹介したいと思う。

 

内容はタイトルにならい、

芸術と愛・子孫繁栄の関係性、それらに関連して”自粛の愚かさ”について考察してみた。

 

芸術活動をしたいのに、自粛ムードでなかなか思うようにいかない方や、

諸々の強制や規則に対して嫌気が差している方、

ライブ会場や展覧会などで、お客さんが減って困っている方々の力になればと思う。

 

 

芸術は本当に”不要不急”なのか?

 

2020年の春頃から緊急事態宣言が発令された際に、

真っ先に中止、延期になったのがライブやイベントである。

 

僕もその際はSlipknotが主催するKnotfest Japanのチケットをとっていて、

とても楽しみにしていたのだが、

こちらも中止ということで断念したのである。

 

 

 

↑余談だけどSlipknotはこのあたりの曲がめちゃくちゃ好き。

 

この頃はまだ3月で、国内でも感染者が少なかったうえに、

ウイルス自体がどれほど危険なものなのかがわからないのに、

国内のイベントがことごとく中止になり、

会食なども自粛ムードとなったことに対して疑問を覚えたものだ。

(というか、感染者数は2021年になった今でも感染者数自体は少ないし、

全く危険なものではないはずなのだが。)

お金が返ってきたのはちょっと嬉しかったけど。

 

 

その他にも、好きなバンドが7月に2日間、沖縄でライブをするとのことで、

チケットも抽選で当選したのだが、これもまた中止になってしまったのである。

 

この時期から「不要不急の行動は控えるように」などと、

政府やメディアが自粛を呼びかけるようになった。

 

飲食店の時短営業や営業の自粛、ホテルなど観光業界の低迷も深刻なものだが、

博物館や美術館、映画館も臨時休業となっていき、

僕も行きたかった展覧会がいつのまにか終わってしまい、

結局行けなかったという悔しさが残った。

 

一方で、在宅で楽しめるコンテンツが充実するようになり、

著名なアーティストはリモートによるライブ配信を行うようになるが、

内容によっては無料でライブ映像を見れることもあるし、

それは嬉しかったんだけど…

 

 

…なんだか今ひとつなんだよね…。

 

 

実際に会場で熱気を感じながら、

演者のパフォーマンスに興奮しながら、

他の客ともみくちゃになりながらライブを楽しむのと、

いくら音響を良くしたところで、画面で眺めているだけでは、

その迫力と感動は断然違うものである。

 

こうして、「不要不急の活動」として、

芸術活動は真っ先に切り捨てられたわけである。

 

しかし、こんなことはやはりおかしいと思い、

自分なりに色々調べて、この世界の異常さについて啓蒙活動したり、

HEAVENESEという音楽一座の番組に風刺ソングの歌詞を投稿するなどしたりしたのだ。

 

↑今の時代だからこそ対面の重要性について語った手記。

 

↑HEAVENESEの番組で替え歌の歌詞が採用された時の手記。

 

芸術家やミュージシャンがモテる理由

 

書籍によると、藤田氏のご子息は音楽大学へ進学し、

その後はピアノの先生として活動しているとのこと。

 

藤田氏ご本人は国公立大学の医学部卒で若くして教授になったのだが、

氏曰く、ご自身が全く女性にモテなかったのに関わらず、

なぜかご子息がモテることに疑問を持っていたそうだ。

 

そこで、ご子息にモテの秘訣を聞いてみると、

 

「芸術は愛を育むためにある」

 

とのこと。

 

これは今回の手記のテーマであり、後述の内容で理解できるかと思うが、

まさに真理をついた言葉だと思う。

 

 

バンドマンや歌手などだと、

ステージ上のパフォーマンスや演奏している時の姿がかっこいい、

構築している世界観が独特で惹き込まれる…などということはあるだろう。

 

一方で、それら以外のモテる要素として、

芸術家と呼ばれる方々は、感性が独特で、独自の哲学を持っている点が考えられる。

 

売れないバンドマンの下積み時代を支える女性たちも、

なぜ自身も苦労を共にしながら彼らを愛するのかというと、

恐らく、世間一般に流されず、自分自身の生き方を貫いている彼の姿に惹かれているのだろう。

 

結局は人間も感情で動く生物だし、

すべての人が、お金や資産、社会的立場などの合理的理由だけでパートナーを選ぶわけではない。

その生き様に共感することなしに、人を愛することはできないのだ。

 

 

…ちなみに僕も一応芸術家にはなるんだろうだけど、

残念ながら”モテ”には全く縁がないのである。

 

 

芸術活動が”不要不急でない”生物「ニワシドリ」

 

「芸術家がモテる」「芸術が愛を育むために存在する」という点については、

とある生物を例に用いて説明したいと思う。

 

書籍ではニワシドリの紹介がされていた。

 

 

ニワシドリとはどういう鳥かと言うと、

長さ1mにもなる「バワー(あずまや)」という構造物を作り、

その自作した作品?の反対側で求愛ダンスを踊り雌を誘うのだ。

 

創作した作品は、拾ってきた木の枝や花びら、落ちているガラス片や紙切れなど…

様々な材料を使って飾り付けを行う。

 

しかし、その作品は交尾用の巣として使われることはなく、

別のところに繁殖用の巣を作るという。

 

 

上の参考動画にもある通り、自分の作品を嘴で整えている姿は

まるでビックサイトあたりで、展示品を細部まで厳しく最終確認をしている

アーティストないしアートディレクターさながら。

 

このように、わざわざ時間と労力をかけてまで、

実用的ではない巣?を作るということは、

彼らの芸術活動が愛を育み、子孫繁栄に繋がるということであって、

その活動を奪うことは、彼らの存在を否定したと同然である。

 

また、芸術センスがあるオスほどモテるわけで、

メスにもその作品に感動できる程度の芸術的な感性がなければ、

カップルが成立することはないはず。

 

彼らの子孫繁栄のためには、芸術は必要なものなのである。

 

 

 

芸術活動や文化活動は人間にとって必要不可欠

 

ニワシドリの生態からもわかる通り、

人間にも通じる感性を持ち合わせている生物がいるわけだし、

“芸術”と”愛”…つまり”芸術”と”子孫繁栄”は、全く無関係ではない、

それどころか、むしろ切っても切れない関係であることがわかる。

 

人間は愛し愛されることで、己の存在価値を再確認することができるし、

己の哲学や芸術を追求し、素晴らしい作品を作り上げていくことは、

愛を追求することと同義である。

 

僕が思うに、今の社会には愛が感じられない。

実際、ほぼ人権無視の扱いをされていることで、子どもたちの自殺も増えている。

 

好きな人との愛を育み次世代に子孫を残すためにも、

自分の人生や社会をより豊かで幸せなものにするためにも、

人々から芸術活動を取り上げてはいけないし、

ましてや、弱毒なウイルスのために制限させてはならないのだ。

 

しかし、世の中で締め付けが強まっていくにつれ、

芸術家のように何も縛られない、自由な生き方をしている人の存在は貴重であり、

人々に希望を与えることだってできるかもしれない。

 

実際、事実を伝えるためのSNSでの削除対策として、

漫画や音楽、フィクションのストーリーなどの創作物を作る人が増えているし、

その方法であれば受け入れやすく、

難しい話をするよりも、耳を傾ける人が増えるのでは?と感じている。

 

 

僕もニワシドリのように、心の赴くまま感じるままに

自分なりの”愛”を表現しながら生きていきたいものだ。

 

 

今回参考にした書籍はこちら↓

 

残念な「オス」という生き物[藤田紘一郎・著]
※クリックすると楽天商品ページ

 

 

今回のように自粛不要論、もしくは生物に関連した話については、

もしよければ以下の手記も参考にしてみてね。

 

 

 

 

 

 

 

それでは今日はこれにて!

 

どろんっ♪

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