異端やカルト的な教会、偽預言者には要注意

「日本の教会に忍び寄る危険なムーヴメント/ウィリアム・ウッド(著)」

という本を読んだ。

 

 

別に僕が読みたくて読んだわけではなく、

友人からもらったので読んでみたのだが…

 

情報量が多くて一度ではうまく説明することはできないけれど、

「とんでもないことが行われているんだな」

というのが正直な感想だ。

 

トンデモ教会・聖職者の実態

 

その「とんでもないこと」といえば、例えば…

牧師が白い蛇を「チョコレートに変える」と言って信者の口に突っ込み、

「チョコレートの味がするだろう」と言ったら、その信者が首を縦に振るというものだ。

 

蛇を口の中に入れられても、まるでチョコを食べているようにリアクションしなきゃいけないのか〜

出川さんやふ◯っしーもビックリの高度な演技が要求されそうだな(笑)

 

 

…それは冗談として、日本で記憶に新しいものといえば、

「油注ぎ」と称して各地方の神社仏閣に油が撒かれる事件があったが、

このような犯罪・破壊行為や、他人に対する失礼な行為もあってはならない。

 

NARという団体と偽預言者

 

NARという団体については、日本ではまだあまり馴染みがないようにも思うが、

今後日本人がこの団体による運動の影響を受けてしまう可能性も高い。

せめてこの単語だけでも、頭の片隅に入れておいたほうが良いだろう。

 

ちなみにNARには預言者たちがいて、

彼らには旧約聖書の預言者たちと同等の権利が与えられている(意味不明)そうだが、

その的中率は約20%しかなく、ほとんどが外れているという始末。

 

このような偽預言者を見分ける方法として、

著者が示している聖書箇所は以下の通りである。

 

ただし、わたしが告げよと命じていないことを、不遜にもわたしの名によって告げたり、あるいは、ほかの神々の名によって告げたりする預言者があるなら、その預言者は死ななければならない。

あなたが心の中で、「私たちは、主が言われたのでないことばを、どうして見分けることができようか。」というような場合は、

預言者が主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。

申命記 18:20〜22

 

こちらを判断基準として、NARの預言者について評すると、

80%も予言が外れているのであれば、それは「主によって実現している」とは言い難い。

 

預言者であるか否かに関わらず、もしSNS上において

「〇〇年に〇〇が起こる!」と、明確な根拠がなく煽っている人物がいたら、

気をつけたほうが良さそうだね。

 

注意すべき聖職者やムーブメントについて

 

あとは、金とか権威とかをやたら強調したり、

そういった「この世のもの」にやたら執着したりしている聖職者・団体も怪しいと思う。

どちらも聖書の内容に反することだから。

 

また、個人的にはこちらの書籍にもあるように、

ニューエイジ系、スピリチュアルブームもかなり危惧している。

 

都市伝説系のチャンネルでも、聖書を取り上げている人々はいるようだが、

イエス・キリストを信じていない人々が聖書を語る場合、

その内容の真偽についてはきちんと吟味したほうが良い。

 

スピ系やニューエイジが危険な理由については、

またおいおい説明していこうとは思う。

 

 

カルトか否か迷った時、悩んだ時の相談先

 

これから教会に訪れる方は、今回紹介した書籍に書かれているような、

聖書の内容を曲解している教会や異端、

極端な奇跡・神秘主義を重視している教会には騙されないように注意してもらいたい。

しかし、聖書にまだ慣れ親しんでいない、

初めての方がそれらを見分けるのは難しいこともあるだろう。

 

「自分が今通っている教会は大丈夫か。」

「教会でこういうことを教わっているのだが、それは正しいか。」

 

こういった疑問を抱えている場合は、ぜひ一度は他の教会に相談してみてほしい。

 

下記リンク先の教会では、今回紹介した書籍の全文が読める他、

カルト教会により傷ついた方の心理的ケアを行っているそうなので、

気になることがある方は、相談してみるのも良いだろう。

 

↓「日本の教会に忍び寄る危険なムーヴメント」全文はこちらから読めます。

 

なお、著者のウィリアム・ウッド氏に関してだが、

僕はどちらかと言えば今回読んだものよりかは、

「『健全な信仰』と『カルト化した信仰』

教会がカルト化するとき

などの書籍のほうが興味深いと感じた。

 

徹底した聖書信仰の教会でも、権威主義となったり、

カルト化したりするところもあるからね。

 

まとめ:人を見るな 聖書を読もう

 

いずれにせよ、聖書の教えに躓かないためにも、自身の信仰を保っていくためにも、

「人で判断しない」「人を見ない」ということは重要である。

 

時々聖書や基督(キリスト)者に対して、批判的な立場のブログなどを見かけるが、

ほとんどが教会で傷ついた方や、宗教二世が多い気がするのだ。

 

そのような人々の心情も察したいところだが、

たとえあなたが教会などで嫌な思いをしたとしても、

「人間が行うことは間違いもある」と考えたほうが良いだろう。

 

神の栄光とは、人間よりもずっとずっと高い位置に存在するものだから、

一部の人間や聖職者により、その恩恵の価値が下げられてしまうことは、

非常に残念なことだし、本来あってはならないこと。

 

傷を受けた人々の心が、一日も早く癒えるよう祈っている。

 

僕自身も、基督者ではない人のブログやYouTubeなどを観ることもあるし、

様々な情報に触れる機会は多くあるが、

 

最終的には聖書(神)に立ち返り、

わからないこと、悩んだことなどは、全て神に聞く、相談する。

 

ペーペーの基督者としては、時々忘れてしまうこともあるが、

これを当たり前のこととしていきたい。

 

↑教会がカルト化するとき―聖書による識別力を養う/ウィリアム ウッド・著
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