初めてのGIDカウンセリング〜FTMがホルモン治療開始に至るまで〜

僕が生まれて初めてGID(性同一障害)のカウンセリングを受けたのは

芸大に入学して間もなくだったと思う。

 

 

たぶん2009年あたり…ということは今から10年くらい前か。

 

 

その頃の僕はというとまだまだ暗く挙動不審だったので、

 

「俺、どう見たって女なのに男として生きて良いのか…」

 

という感じで

見た目上のコンプレックスと罪悪感があり、

なかなか男として生きていくことに踏み出せずにいた。

 

 

実際に学校も女として通っているわけだし、

アルバイトなども女として働いていた。

 

しかし…

 

 

「自分は男」

「少なくとも女ではない」

 

…という明確な自己認識はあったので、

モヤモヤしながら毎日を送っていたのだ。

 

 

そして、自分なりにネット上でいろいろ検索したところ、

とあるクリニックがGIDのカウンセリングを行っているということなので

問い合わせて行ってみることにした。

 

 

カウンセリングは思ったほど色々聞かれるわけじゃなかったが

ちょっと気になることがあった。

 

いや別に大したことではないんだけど。

 

 

その時のことを以前のブログで漫画に描いていたので

ぜひご覧いただきたい。

 

 

 

※以前のブログなのでキャラのデザイン違う

 

 

…………………さて、このブログをご覧頂いている方の中にはもしかしたら

「これからGIDのカウンセリングを受けたいけど悩んでいる。」

という方がいるかも知れない。

 

 

全く参考にならなくて申し訳ない(笑)。

 

 

まぁお医者さんは色んな人がいるし

大抵皆優しいから大丈夫だよ(笑)。

 

 

 

あと1回目の通院か2回目か忘れたけれど、

心理テストみたいなものもやったな。

 

 

その時の結果がこちら。

 

 

 

 

「全部高いね。不安定なの?」って言われたよ。

 

 

たしかにそうだよっっっっっっ!!!!

 

 

あとは3ページくらいに渡って色々な質問が書かれた紙を渡された。

 

 

質問は日常的な内容はもちろん、結構哲学的な質問まであった。

俺は真面目に全部答えた。

 

 

 

それは何か参考になったのだろうか?

よくわからない。

 

 

 

 

そんなわけで1回2回くらいの通院で

すぐにセカンドオピニオンの紹介をされたので

ファーストオピニオンは思ったより早々に終わった。

 

 

ちなみに最初、クリニックに行った時に、

 

「こんなイベントありますよ。」

 

と、とあるGID関係のイベントを紹介された。

 

 

偶然にもそのイベントがある前日だったので

急いで申込みをして、ドキドキしながらその集まりに行った。

 

 

 

 

僕もある種、FTMには偏見を抱いていた。

 

 

 

 

栃木にいた時に唯一会ったFTM?の人がいるのだが、

その人は厳密にはどちらかというと中性でビアンって感じの大学生(当時)だった。

(もちろん性別は多種多様だから何でも良いんだけど、本人がそんな感じのこと言ってたので)

 

 

 

「彼」も若かったからだと思うけど、自分の中の「正義」というものがあるらしく、

思ったことやキツイことバンバン言うところがあって

やっぱりこういう人って攻撃的なのかなって思っていた。

 

 

 

 

あとネット上では結構オラオラ系のFTMをよく見かけていたものだし、

掲示板などでも「一般的なFTM像」に当てはまらない人達を

「なんちゃってFTM」「自称FTM」と非難する人もいたわけだから

「人をジャッジするような人がいないだろうか」って不安もあった。

 

 

 

僕が「一般的なFTM像に当てはまるか」不安もあったわけだし。

 

 

今は全くどうでも良くなってるけどね。

当時の僕にとってはかなり深刻な問題だった。

 

今思えばかなり狭い世界や情報の中で生きていたなと思う。

引きこもりだったから仕方ないけど(笑)。

 

 

 

実際にドキドキしながらGIDのイベントに行ったところ…

 

 

 

皆いい人だった!!!!

 

 

 

その時は団体の決起会という趣旨のイベントだったんだけど、

スタッフさん同士皆仲が良くて、

誰かのことを非難する人なんて一人もいなかったな。

 

 

しかも色々な人がいるし、

皆自然体の僕を受け入れてくれた。

 

 

自分は別にイキる必要がない。

このままで良いんだって思えたんだ。

 

 

そして2年くらい後、

僕もそのGID団体のボランティアスタッフとして関わることになり、

今もその人達との関係は続いている。

沖縄県内でGIDの交流会などの企画も行っている。

 

 

同じ悩みを抱えた者同士って、やっぱり通じるところがあるんだろうね。

 

 

というわけで、今後、イベントなどの情報があったら

こちらでも共有しようと思う。

2018.1.10ホルモン治療~ニキビができないFTM~

以前のブログでホルモン治療の日記を書いていたのだが、
なんだかあまり面白い展開ができなくて、途中でやめてしまっていた。

今年からまた再開できればと思う。

 

僕は2016年1月からホルモン治療を打ち始めた。

 

ということは、今日で3年目に突入ということになる。

 

声だけが地獄の底をのたうち回っているような低い声になっていくばかりで、
見た目が大して変わらないのが悩みだが、
筋肉はついているし、重いものを持ちやすくなったのは嬉しいこと。

これからもより男っぽい身体になれるように心身共に鍛えていけたらと思う。
(※特にジムには通ってないが毎日チャリ漕いできつい坂道を登っている。)

 

さて、今日のホルモン治療で看護師さんに言われたこと。

 

「ニキビが出てるの見たことない!」
 

 

非常に驚いてた。(イラストほどではないが)

 

 

そこで、

「皆さんホルモン打ってから大体どれくらいで出るんですか?」

と聞いた所、

 

「いやもう、打ったらすぐに出るよ。」

「ニキビが出ない人って3人くらいしかいないけれど、その3人に入っているんだね。」

とのこと。

 

一体3人て何の基準なのかは不明だが、相当珍しいことはわかった。

 

ちなみに、僕の何がニキビの発生を抑えているのかは全くわからない。

 

スキンケアも全くしてない。

肌にあれこれ手を加えるのは良くないと思っているし、実際書籍でそれを確認しているからだ。

 

 

食生活はというと、朝抜き、昼はバナナとプロテイン、夜は好きなもの食べまくるという感じだけれど、
それが良い影響を与えているのだろうか。

 

僕自身理由がわかっていないから何とも言えないが、「断食」は有効な方法だと思う。
実際それで体調や肌のトラブルがなくなった人もいると聞く。

 

ともかく、ホルモン治療中など、肌トラブルで悩んでいる人のお役に立てるように、
今後も持っている情報を出していければと思う。

 

 

そういえば、話題が変わるけど、SRSが保険適用されるようだね。

これについては、GID仲間との忘年会でも、その話題で持ちきりになった。

 

これまで保険適用なしで手術をした方にとっては、切ないニュースとなったが、
早いうちに希望の性別で生きることができたという点では、メリットが有ったのかなと思う。

 

逆に僕のように、これから非常に嬉しいことだと思うが、
今は予約が取れにくい状況になっているという。

 

実際、沖縄のとある病院では、ストップをかけている状態だと看護師さんから聞いた。

SRSについては、僕はそんなに焦っていないので来年でも再来年でも良いし。

 

それを伝えた所、

「必要な手続きとか、検査とかあるので、逆算して日程を決める。
その上で(カウンセリングの)先生に相談するのが良いと思う。」

とのこと。

 

色々必要なこと、事前にしたほうが良いこともあるしね。
準備していかなきゃだ。

 

まずはもうすでにSRS手術を終えて、男として生活している先輩方に相談しなきゃなー。

 

 

まだまだ先は長い!けど、

焦らず自分のペースで治療を進めていこうと思う。