【ライブ参戦記】2017年5月10日 lynch. 名古屋BOTTOM LINE

デンジャラスなジェンダレス妖怪・天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)だみゃー。

 

今回は「ライブ遠征記」として、

過去参戦したバンドのライブを思い出して、感想を書いていくよ。

 

 

今回の遠征地は名古屋。

 

 

実は名古屋に来るの、この時が生まれて初めてなのだよ。

 

電車なら18切符で通り過ぎたことはあるけどね。

 

名古屋もとい愛知観光の記録はこちら↓

 

しかし、この「名古屋」という土地は、

自分が旅やライブなどのイベントを楽しむ上で

特別な地域の一つなのである。

 

 

僕が名古屋へライブに来た動機としては

↓以下の手記で説明しているので、興味があればどうぞ。

 

 

 

 

上のリンク先でも説明しているのだが、

まず、V系には「名古屋系」というジャンルが存在する。

 

僕は昔から、その名古屋系や、

名古屋(もしくはその周辺)出身で、好きなバンドが多い。

 

 

…で、今回の遠征目的でライブへ訪れたバンドも

名古屋出身のバンドなのである。

 

 

 

そのバンドはlynch.

 

 

 

「lynch.のライブは一体感があってとても楽しいのだけど、

本拠地・名古屋でのライブは圧倒的に格別。」

 

これは、メンバー本人たちの発言なども含め、かねてからSNS上などで耳にしていたことだ。

 

そのため、名古屋のライブへはいつか訪れてみたいと思っていたのだ。

 

その、彼らの本拠地のライブに、初めて訪れることになったのだ。

 

 

この時のライブのタイトルは

 

「DEADLY DEEP KISSES」-SHADOWS ONLY-名古屋BOTTOM LINE

 

 

ということで、「SHADOWS」というファンクラブの会員のみ参加できるもの。

 

当時の僕はSHADOWSの会員だったんだよね。

 

ちなみにその前年くらいに知った、

沖縄のSHADOWS人口は9名ほどと聞いていた。

 

というわけで、自分はその中の貴重な一人…というか一匹だったのだ。

 

僕自身、趣味が合う友人が少ないのだけれど、

もっと布教活動しておけばよかったかな、とも思った。

 

 

さて、会場に到着。

 

 

 

セトリはこちら↓

 

 

 

当日のライブの様子はこんな感じ↓

 

 

曲の感想としては、

全体的にレアかつコアな曲が多くて、来てよかった!と思った。

この日のサポートベースも、初期のサポートベースであるゆきのさんだし、

ちょっと暗めの楽曲の雰囲気もガッツリ感じられたね。

 

個人的には「vernie」「lizard」「quarter life」を聴けたのが大満足。

 

3曲の収録アルバムである「THE BURIED」は、

昔のアルバムらしく演奏に関しては荒削りな部分もあるけれど、

どれもこれもかっこいい曲で、シンプルながらダークな雰囲気もあるし、

サウンドも重厚でとってもオススメ。

 

↑THE BURIED / lynch.

(※クリックするとAmazon商品ページ)

 

 

さらに、この日はあまり聴いたことがない楽曲が多かった。

それもそのはず、もう廃盤になってしまった初期のアルバム

「greedy dead souls」からいくつか演奏されていたからだ。

 

耳に馴染みがないゆえにノリづらいではあるのだが、

一方でとっても新鮮な体験だった。

 

良い曲だな〜と思いながら聴いていたものの、

後で調べたら、ほとんどが他のCDで音源化されていないのが残念。

 

過去の貴重な楽曲も、入手困難だからこその価値が高まるわけだし、

ライブで聴けたときの感動もひとしおなのだが、

個人的にはぜひ再録を切望する。

 

↑greedy dead souls / lynch.

(※クリックするとAmazon商品ページ)

 

 

彼らの熱意や会場の熱気が十分に感じられた、最高のライブだった。

 

 

しかもこの日は悠介さんの誕生日ということで、

パフォーマンスもより激しく、コンディションも良かったと思われる。

 

さすがホームならではの体験だった。

 

この日もご本人がMCで言っていたと思うが、

「誕生日は親に感謝する日」としているそうだ。

 

 

その考えが素晴らしいと思い、

僕も毎年、母親へ感謝の言葉を伝えるようになったのだ。

 

自分としては「親孝行は別にしなくても良い」と思うようになってきたのだけれど、

そりゃさすがにいつまでも金をねだってちゃあかんよな。笑(←別にねだってないけど)

 

しかし、今ここにあるのは、親のおかげでもある。

 

僕自身は将来子どもを持たない気がするし、

結婚も全く必要なものとは思っていないけれど、

 

人生の質をより上げるためには、

自分が何かを受け取る、もらうことよりも、

「無償の愛」を注げる存在は必要なのかもしれない。

 

その存在が自分にとって何なのかはよくわからないけれど、

まずは、すべての人に「感謝の気持ち」を伝えることが重要だと思った。

 

 

「悠介さん、誕生日おめでとー!(そしてありがとー!)」

 

 

と祝辞(感謝の言葉)を送りながら、会場を後にする。

 

 

そしてまた数カ月後、再びこの名古屋という土地で、

彼らのライブを楽しむことになったのだ。

 

 

 

 

ちなみに今回の会場に関しては、微妙に柱が邪魔だったけれど。

 

 

 

ステージが高めで見やすかったし、熱気ムンムンでやばかったし。

 

 

 

名古屋の様々なアーティストを、売れない時代から支え、世に輩出してきたという

誇り高い歴史を感じたよね。

 

 

こちらの会場は、本家アメリカ「The Bottom Line」の

日本で唯一のライセンス契約店なのだ。

 

 

さすがに上のイラストのようなことは起きなかったけどさ。笑

 

 

 

2017年は「lynch.のライブに行きたい」という動機だけで

3回も名古屋へ訪れている。

 

 

正直、この年に特典航空券を使いまくっていたことを一時期は後悔していたけれど、

ライブやイベントの遠征が難しくなってしまった現在では、

この年にたくさん県外のライブに行けてよかったと思った。

 

 

「今」を体感・共有できるのは、その時だけ。

 

 

悲しい話になるが、こちらの手記を書いている2020年は

感謝するべき存在の一人である父親が亡くなり、

また、友人や知り合いの訃報を後から知ることが多かった。

 

 

命は限られている。

 

 

自分や身近な人、尊敬するアーティストや著名人が誕生日という日を迎えてくれることって、

とても奇跡であり、喜ばしいことなのだ。

 

 

後悔のない人生を生きよう。

 

 

当時のライブのセットリストを並べて作成したプレイリストを聴きながら、

そう思うのであった。