何故僕が民泊のホストをやっているのか考えてみた

帰りが遅いと、いつもは疲れ切ってしまって、

ブログの更新をサボってしまうのだけど、

今日はなんだか妙に元気があるので、

頭のなかにあることを書き殴ろうと思う。

(単なる躁状態なだけかもしれない笑)

 

 

僕は今民泊ホストをしている(2018年6月以降は休止中)のだが

ぶっちゃけ民泊ホストはやりたくないと思うことがある。

 

 

民泊ホストを始めておきながら、やりたくないだなんて

かなりショッキングなことを言っているかもしれない。

 

でも僕は基本的に、生々しくかつエグい人間像をむき出しにしているので、

このような場では本心を綴るようにしている。

 

 

なので、ここに書いていることは、

実際に思っていることだと思って頂けたらと思う。

 

 

さて、音楽を好きな人がバンドを組んでライブをやったり、

絵を好きな人が自分の絵を売ったり、

料理が好きな人が飲食店を開いたりと、

好きなことを仕事にするということはいくらでも方法があるわけだが、

 

 

僕は別に民泊が好きだからホストを始めたわけじゃない。

 

 

というか、お金を稼ぐのであれば、

他に好きなことがたくさんあるから、

どちらかというと「自分の好きなこと」を商売にしたいのだ。

 

 

でも実際、あまり時間が取れなくて、

そこまで踏み切れていないのが事実だ。

 

 

時間を言い訳にしてはいけないのは痛いほどわかっているのだが、

まだまだ今の状態でうまくいくのは難しいだろう。

 

 

自分の精神状態があまり安定していないからかもしれないが、

ひとつひとつのことを解決しながらも成長はしていっているので、

以前はできなかったことも、できるようになった。

 

 

良い意味でも悪い意味でも、大人になった。

 

 

以前と比べては、だいぶ性格ががめつくなってきて、

別に嫌われても構わないと思うようになったからか、

発信するのも、人に頼み事をするのも苦痛じゃなくなってきた。

 

 

また、自分のジェンダーやアイデンティティも恥じることなく

人に話せるようになったから、

心理的に邪魔をするものがなくなってきて、

自分を許せるようにもなってきた。

 

だから、これからは活動の幅をどんどん広げていけるようになると思う。

 

 

そうやって徐々に感触がつかめているので、

以前よりかは自分の実現したいことにも近づいてきたではあるし、

実際に周囲の人にもたくさんの手を差し伸べて頂いている。

 

 

とはいえ、まだまだ「自分でやれることは自分でしたい」と思ってしまって

自分で自分の首を締めてしまうことも多いが。

 

 

でも逆に、本当にやりたいわけじゃないからこそ

ゆるく長く続けていけそうな気がする。

 

 

芸術派の人は特に自分の好きなことでお金を稼ぐということに、

ジレンマを覚えてしまうからね。

 

 

僕も最初はそうだった。

過去のブログで商売的なことを始めるのすらも非常に抵抗があった。

 

 

アイデアを思いつくものの、なんだか違うと思って

結局ほとんど手をかけずに終わってしまった。

 

 

さらに、世の中で活躍している人々は、

売れないうちはコアなファンの人とのコミュニティの中で、

自分達のやりたいように楽しくやっていることが多いが、

世の中に名が知れて、お金が入って「売れるもの」を求められた途端、

苦悩してしまうことが多い。

 

 

その気持もよく分かるのだ。

 

 

一方で、僕は正直な所、民泊自体を好きで手を出したわけではない。

 

 

そりゃもちろん、本当に人をもてなすのが好きで、

民泊ホストが天職という方も居るかもしれないけれど。

 

 

僕にとっては、民泊は自分のやりたいことを実現するためのツールに過ぎない。

 

 

でも、それを通して、その先の未来が見えるかもしれないんだ。

 

 

実際に色んな人の話や体験を聞いて、

本当に可能性のある、沢山の人に夢を与えられるビジネスだと思う。

 

 

だから、何もしないより、やる意味があるし、

多くの需要があるから、やらざるを得なくなる。

 

 

別に僕はスーパーホストなどという

誰かが勝手に決めた制度に対してはそれほど固執してないし、

(なれたらなれたでラッキーだし嬉しいけれど笑←)

人によってやり方は千差万別だから、

プロのホストというあり方も定められていないような気がする。

 

 

その点では何が正解かわからないからこそ、

固定観念に縛られないスタイルがあって、

人それぞれの生き方が体現できる所が良いなと思う。

 

 

さらに、色んな可能性も秘めているから、

地域活性化など、それぞれの地域の人々が様々な形で世の中にも貢献できるし、

実際に地域を巻き込んだプロジェクトなどを行っている方も多い。

 

 

僕も、その先にある誰かの笑顔と、世の中、

そして何より自分のためになると思えば、

大して好きじゃないことでも、楽しんでやれる気がする。

 

 

将来的には、心の底から好きになれるかもしれないけどね。

 

 

 

結局何が言いたいのかと言うと、

 

例えあなたが好きなことじゃなくても、

何かしらやってみることでそれがヒントになり、

あなたにしか出来ないことで世の中に貢献したり

あなたにしか表現できない世界観を生み出したりして

多くの人を巻き込んでいけるかもしれない。

 

 

何でもかんでも「自分には無理」と決め込まずに

気になったら何でもやってみれば良いと思うんだ。

 

やってみて「違うな」と思ったら辞めればよいし

別のアプローチ方法だってあるはず。

 

ぜひ様々なことにトライしてみてね。