青春18きっぷの旅⑥〜魅惑の麺類祭り☆塩尻駅の「立ち食いそば」&甲府の「手作りおざら」〜

数回に分けて連載していた18きっぷの旅も今回で6回目となる。

 

今回の内容は2日目夕方からの旅ということで、ようやく後半戦と行ったところだ。

 

前回はこちら↓

 

さて、奈良井宿でノスタルジックな街並みを楽しんだあとは

1時間1本程度しか通らない中央線に間に合うよう駅に到着。

 

 

 

 

そこからまずは乗り換え地点である塩尻駅を目指すことに。

 

 

 

塩尻駅に到着。

 

駅が全体的にレトロでオシャレな感じ。

ロゴも可愛い。

 

気に入った!!!!

 

 

せっかくなので出来れば松本まで行きたいとは思ってはいたけど、

体力の面で今回はもう無理だと判断したので、

塩尻駅で待ち時間をブラブラ過ごしたら

次の宿のある甲府に向かうことにした。

 

 

塩尻駅での待ち時間中、

下記リンク先のサイトを参考に駅の名物をいただくことにした。

 

 

 

早速それらしきものを発見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちらっとしか見えないが

確かにカウンターしかなくて狭そうだな。

 

 

なぜこんな狭いところで皆わざわざ食べるのか疑問だったが、

食事を食べ終えた人が颯爽と出ていくところを見ると、

駅の構内(しかもエレベーター横という絶妙な位置)で

手軽にそばを食べられる感じが良いのかな?

 

 

…と勝手に推測。

 

 

もしくは、スペースの狭さも気にならないくらい

そばが美味しいのでは?

 

 

…と期待が高まる。

 

 

僕の場合、荷物が多いから邪魔になるだろうし

こんな狭いスペースで食事するのは厳しそうだ。

 

 

というわけで改札を出てそばを食べることにした。

 

 

こちらの「そば処・桔梗」さんは

駅の構内と、改札を出た左横の待合室、

両方にカウンターが設けられている。

 

 

構内よりも外の方がカウンターが広々としているので

本場の信濃そばをゆっくり堪能できる。

座りたい人は待合室の椅子に座ってそばを食べても良いのだろうし。

 

 

さて、早速券売機にてメニュー選び。

 

 

もりそばも捨てがたかったけど

お昼も遅かったしそんなにお腹空いてないので

一番安い「かけそば」にした。

 

 

定番中の定番。

シンプルイズベスト。

 

 

しかしさすが本場のそば。

なんだかよくわからないけど…

「何かが違う」感がある。

 

 

美味しい!!!!!!!!

 

 

駅の立ち食いそばってこんなに美味しかったっけ。

 

 

それならもう俺そばしか食わなくて良いや。

 

 

…ただ僕は気づいてしまった。

 

 

沖縄には格安の日本そば屋が少ないことに!!!!(ガーーー―――ン)

 

 

まぁそれはともかく…

 

 

青春18きっぷとは言いつつ

あまり駅弁だとか駅のグルメとかを食べないので

ここに来てようやく電車の旅っぽい食事をしてるなぁと実感。

 

 

そばを食べ終えて、駅にあるものをいろいろ観察してみる。

 

 

窓のデザインがオシャレ。

 

 

ワインのまちを思い起こさせるように

樽(のオブジェ?)もそこかしこにある。

 

 

 

さて、ドラクエファンとしてはこの樽を持ち上げて

割ってみたくなる衝動を抑えつつあちこちを散策してみる。

 

 

 

 

とりあえず一階のお土産屋さんで

ナイアガラのぶどうジュースとコンコードのワインを購入。

 

荷物になるからサイズは小ぶりのもので。

 

 

ナイアガラのジュースは、翌日地元へ向かうグリーン車の中で飲んだ。

写真は飲みかけでごめん。

 

 

100%のジュースだからとても濃厚。

いつも帰省でこの電車に乗る時はお酒を買うことが多いけど、

これだけで満足してしまった。

 

 

ワインはゲストハウスで飲もうかなと思ったけど

結局飲まなかったので実家で飲むことにした。

 

せっかくお店の人が小さなプラスチックのコップを付けてくれたのだが…

結局それを使わなかった。すみません。

 

 

 

 

自宅ではテキトーなツマミがなかったのでヨーグルトと一緒に飲んだ。

近くのコンビニでチーズなんぞを買えばよかったものを!!!!

 

まぁ同じ乳製品だし…別にいいんじゃね?

 

ワインも飲みやすかったし、濃厚な感じ。

 

 

ちなみにコップが31なんだけど

僕のものじゃないからこれについてはよくわからない。

 

ちなみに、家族はお酒を飲まない人がほとんどで

親父は日本酒派だし母は梅酒くらいしか飲まないし

ワイングラスがなかったのでこちらのコップを利用したのだ。

 

 

…「ワイングラス」という概念のない我が家が愛しい。

 

 

ところで、高松に行った時は

自宅用にうどんとオリーブ麺の乾麺を購入したのだった。

 

 

その時の記事がこちら↓

 

 

同様に、長野でも本場の乾麺のそばが売ってないかと思っていたけど

残念ながら、待ち時間1時間の中で最寄りのスーパーまで行く時間はなかった。

 

 

それがちょっと思い残すところである。

 

 

お土産用のは余計なものが入っている上に価格も高いから魅力を感じない。

地元の人が購入しているものを、

旅先でも購入するのを基本としているところがある。

 

だからお土産も最低限しか買わないし、

全く買わないときもあるのだ。

 

 

その代りに、先程のそば屋さん横のKIOSKでお菓子を購入した。

 

 

 

くるみゆべしをゲットした。

 

 

くるみゆべし好きなんだよなぁ。

 

 

何か1つだけ無人島に持っていくとしたら、

くるみゆべしよりかはもっと役立つであろうものを持っていくだろう…

そう決めているくらいにはくるみゆべしが好き。

 

 

 

…………………あれ?????

 

 

…まぁそれは置いといて…

 

 

ていうか、「ゆべし」の「べし」は一体何に義務感を感じて

「べし」なんだろうね。

 

 

ゆべし!!!!!!!!!!

 

 

 

ゆべーーーーーーーーーーっし!!!!!!!!!!

 

 

 

※↑ただ言いたかっただけ。

 

 

でもこの名前の響きも好き。

 

 

「語感が良い」ってだけでなんか100倍ハッピーな気分になれるから

お得感があるね。

語感は大事。

 

あなたも日々の生活に疲れた時は「ゆべーーーし」と叫んでみよう。

あなたのもとに「ゆべし」がやって来るかもしれない。

(もう何言ってるんだか自分でもよくわからない。)

 

 

…さて、時間が迫っていたので、

改札を通りもう一度駅のホームに降りる。

 

 

「世界樹のしずく」でも入ってそうな樽だな。

(※ドラクエから離れられない)

 

 

先程はゆっくりできなかったので

改めてホームを見回すとそこには…

 

 

 

あったーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

 

これが噂の「駅のホームにあるぶどう園」か!!!!

 

 

 

 

 

せっかくの記念すべきショットなのに…

思いっきし逆光やねん。

西日よどうしてくれる。

 

 

しかも向かい側のホームから撮ったから

わざわざ上がって近くまで行く体力ないし。

荷物も多いし長旅はヘトヘトになるのだよ。

 

 

…しかし僕は期待している。

 

 

いつかは電車のつり革が、全部ぶどうになる日を!!!!

 

 

…掴んだら確実にもげるし手がビチョビチョになるけどな!!!!

 

 

さて、甲府行き中央線の電車に乗車し約1時間半。

 

甲府に到着した。

 

 

首都圏から近いのに関わらず、山梨は初めて訪れる。

 

電車は1時間半も乗ってたっけ?それくらい記憶がない。

 

それくらい電車の旅はやっぱり楽しいんだな―。(雑なまとめ)

 

 

しかし、体力の問題もあるけど、

僕はどうやら19時〜20時くらいには

宿に着きたくなる傾向にあるようだ。

 

 

 

 

この日の宿はゲストハウスソノママさん。

 

 

 

 

ドミトリーではなく個室を選んだのだけど、

部屋は本当に寝るだけの必要なスペースがあるだけ。

そんな簡素な感じが逆に良い。

 

 

この日2回目のシンプルイズベスト。

 

 

さて…甲府の駅周辺で定食屋っぽい感じのお店は

調べた所見つからなかった。

 

 

あったとしても20時頃には閉まっている様子。

あろうことか近くのスーパーも…。

コンビニはもちろんあるけど、基本旅先ではあまり好んで利用しないしな。

 

あってもお酒やつまみのお菓子を買うときくらいだけど、

今僕はほとんどお酒を飲まなくなってるしな。

 

さらに甲府名物「ほうとう」で有名なお店もあったけど

別に…って感じだったし。

 

 

なので、なんとか開いているスーパーをネットで調べて見つけだし、

惣菜や食材を買ってゲストハウスで料理を作ることにした。

 

 

スーパーは宿から歩いて10分以上の場所にあった。

 

 

その間、周辺をブラブラしたわけだが

普通の住宅街って印象。

 

時間も21時くらいだったし、塾帰りの中学生とすれ違う。

 

店が閉まるのは早いけど、夜は静かで暮らしやすそうだ。

 

 

さて、やっとのことでスーパーに到着するも、

そのスーパーの惣菜もほとんど品薄状態で

何を食べようかちょっと迷った。

 

 

値引きされた惣菜を期待していたのだが

少し遅かったようだ。

 

 

どうしようかと思った矢先…

 

 

さすが地元のスーパー。

 

 

こちらを発見した。

 

 

 

「おざら」とは何か?

 

調べた所、どうやら「冷やしほうとう」のことらしい。

 

「宿にもキッチンがあったし、”おざら”なら自分で作れるんじゃね?」

 

 

そう思った僕は

「自己流の手作りおざら」にチャレンジすることにした。

 

 

さて肝心の作り方はというと…

 

 

ただ茹でるだけ。

 

 

簡単!!!!(笑)

 

 

あ、画像は地元で生産されているらしい動物のビスケット。

麺を茹でるのに時間がかかったので

これを食べながら料理をした。

(この旅における炭水化物の消費量が酷い。)

 

 

ちなみに麺を茹でた時の写真はなかった。

 

 

料理を作る時は、作ることに一生懸命なんだよ!!!!

 

 

 

茹でる写真とか炒める写真とかいちいち撮ってられっかぁぁぁぁぁ!!!!

 

 

…てなわけで完成。

 

 

 

宿にはめんつゆなどの調味料は置いてないだろうと思い
豚汁を買った。

 

漬けダレ用のスープ選びが一番悩んだ気がする。

 

スープで味が変わってしまうからな。

 

でも結局みそ汁が良いだろうと思ってのチョイスだったが、

線の存在を忘れてお湯を入れてしまったため

かなーーーーーり薄味のMISO SOUPになった。

 

 

 

麺は平麺のようだ。つるんとしている。

 

 

費用は具材2つで300円かからないくらいだった気が。

 

 

某チェーン店のうどん屋さんとほぼ同じ条件・価格でボリューミー。

少し時間はかかるけどこれぞ自炊の魅力。

 

 

ボリュームも2人分だったしだいぶ安上がりになった。

そりゃプロの味を味わいたいなら食べに行くのが良いけど、

現地で地元のグルメを手作りしてみるのもまた良い思い出になるな。

食材を購入する過程から思い出になるし。

 

 

てなわけで、旅先では外食ばかりになりがちだけど、

たまにはゲストハウスのキッチンを利用してみるのも良いなと思った。

 

 

家だと食材がある程度揃っているから何でも作れてしまう。

旅先で一晩だけというと、いかにも貧乏男子の食事って感じになる。

 

「あるものだけでなんとかする」という経験も必要だよなぁって思った。

 

 

もしこれが冬だったら野菜を買ってきて

温かいほうとうを作ってたかもしれない。

一食分の野菜がパックで売られているやつもあるし、

それを使っても良いしな。

 

 

まぁ食べに行った方が確実に楽だとは思うが。

 

 

 

さて、そんなこんなでまた食事が夜遅くになってしまった。

 

 

翌日はいよいよ山梨・甲府から実家の栃木・宇都宮に向かう。

 

 

電車の旅も楽しいので少し寂しい気もするが、

さっさと実家に帰りたい気分でもある(笑)。

 

続き↓