新ジャンル「自分萌え」の勧め☆

アイドルファンにとって「推し」の存在は絶大だ。

 

「推し」がいるだけで元気になれる。
明日も頑張ろうと思える。

 

 

実際に「誰かに会いたい」というだけで
日本全国を飛び回る人々もいるわけだし、
ランキングで1位にさせようとCDを買いまくる。
関連するグッズも買いまくる。
握手会にも並ぶしチェキも撮る。

 

実際それらが経済の貢献にもなっている。

 

「推し」のためなら自分の内蔵なんて安いもの!

もしかしたらそう思っている人もいるかもしれない。

 

 

アイドルファンの活動を馬鹿にする人もいるかもしれないが、
誰かを愛することは素晴らしいことであるし、
決して恥じることではないよ。

 

そもそも趣味の世界だから理解されなくて当たり前。

 

その活動が実際に「推し」にとっての喜びになって、
自分が満足していれば良いんだよ。
(迷惑行為は論外だけどね。)

 

 

誰かを愛すること、
誰かを応援すること、
それは素晴らしいことなんだ。

 

なのでぜひ自信を持って、自分の活動を続けていってほしいと思う。

 

 

が!!!!

 

 

ここで僕はあえて”他人”ではなく”自分”を推すことを推奨する。

“自分推し”を推すということだ。

 

 

ひたすら自分を愛でること、
自分に貢ぐこと、
自分を許すこと。

 

 

その名も「自分萌え☆」

 

 

たとえ失敗しても

「私(俺)可愛いてへぺろ☆」

て自分を許しちゃう。

 

 

成功したらしたで

「私(俺)すごいよくできる子!」

て自分を褒め称えちゃう。

 

 

神棚に自分の写真を添えて

崇め奉っちゃう。

 

 

…というのはやりすぎだけど…

 

 

そもそも世の中の人は自分に厳しすぎなのね。

 

 

何かあるとすぐに

「自分なんて何をやってもダメだ…」

て凹んじゃう。

 

 

例え表面では平静にしていても、

「”自分”というジャンルこそ最強!」

「世界に変革をもたらす影の覇者」

「暁に燃える静寂の騎士」

「白濁の海に浮かぶ透明の膜」

くらい思っていても良いと思うよ?

(※ただしこれ↑は中二すぎて意味が崩壊してるというか最後はただの牛乳)

 

 

そしてとにかく自分への投資は欠かせない。

 

 

快適に生きるために
もっと賢くなるために
もっと美しく(かっこよく)なるために

 

いくらでも自分に貢ぐ。

 

貢いで貢いで貢ぎまくる。

 

しかしさすがにお金が足らない。

 

だから稼ぐことも考えていかないといけない。

 

自分も含め誰かを愛すること…

それはお金の問題と随時向き合っていくことになるのだ。

 

 

実際僕は最近になって

「物」への消費からほぼ脱却して
「自分」へ投資するようになった。

 

以前から自己投資はする人間だったが、
その金額も以前より多くなったのだ。

 

僕だってなかなかうまくいかないこともある。

 

でも、とにかく成長している自分が可愛くて仕方がない。

その過程を楽しめるのは、そばにいる人でもできるが、
自分が一番実感できると思う。

 

どんなに失敗したとしても常に挑戦し続け、
何かに対する努力を惜しまない、
そんな自分が大好き。

 

だから、自分にはどんどんお金をかけようと思う。

 

音楽は好きだし、
これからも素晴らしい音楽を届けてくれるアーティストには
お金を払っていきたいと思うが
優先順位はあくまでも自分。

 

目指す自分像をひたすら追求してみるのも
その過程の自分を愛してみるのも
楽しいんじゃないかな?

 

僕は最近おそ松さんが好きで
2019年春公開予定の映画も観ようと思っているくらいだが、
カラ松やトド松、トト子ちゃんくらいの「自分好き」さは
見習いたいくらいのレベルである。
(ちなみに僕は一松推しだが材木松…カラ松&トド松のコンビが一番好きである。)

 

特にトト子ちゃんは恐ろしいほどエキセントリックで破壊的なキャラなのに
「嫌い」と言っている人をあまり見ないんだよね。(個人的な感覚だけど)
声優さんのラジオでは「犬みたい」と評されていたが、
あれくらい自分の欲望に忠実だと人は魅力に感じるのかもしれない。

 

カラ松のクソタンクトップはさすがにゴメンだけど。
(↑それ以前の問題な気がしなくもない)

 

以前は自分アピールの激しい人はあまり好きじゃなかったんだよね。
でもそれは自分が自分らしく振る舞えずに嫉妬していたのかもしれない。

 

逆だったんだよ。

 

人に合わせて自分を抑えていたら自分が好きじゃなくなる。
“ニンゲン”が”人間”でいようとするから無理が生じるんだ。
もっと犬みたいに自分の欲望に素直になろう。

 

そしたらいつの間にか自分が大好きになるから。

 

もし悪気なく人を不快にさせたら反省したり謝ったりすれば良いし、
何をしても文句を言う人は言うのだから、
理不尽な批判や一方的な欲求は聞き流してしまえば良い。

 

そう気づいてからは、もっと自分を開放してよいのだと思うようになった。

 

 

人生は長いようで短い。

一瞬一瞬の自分を大切にして、

 

「今日も頑張っている私(俺)が愛しくて仕方がない」

 

…と、

 

まるで季節の変化を感じるかのように

「自分萌え」をしみじみ感じていよう。