人生とは、星空のようなものだ

仮に今のあなたが不幸のドン底だからと言っても、悲観する必要はない。

 

 

今、この時が最悪だからといって、

あなたの人生そのものが不幸の烙印を押されてしまうとは限らないからだ。

 

 

人生は、とある出来事だけを切り取った「点」ではない。

様々な点、つまり様々な出来事が繋がって「線(自分の人生)」を成り立たせている。

 

 

例えば、プラネタリウムで星座を見た時に、

一つ一つの星そのものは星座そのものではないことはわかる。

それぞれは独立していて、星座を構成している要素でしかない。

 

 

いくらシリウスなどの明るい星であったとしても、

それだけでは他の星と繋ぐことができない。

 

逆にどんなに光の弱い星でも、立派な星の一つなのである。

満点の星空では、そのような星でも否定されることなく存在することが出来る。

 

 

人生も同じようなものだ。

 

 

結婚して出産して老後も家族に囲まれて幸せに…といった人生像は、

実はどれも点の一部にすぎない。

 

 

人はそれぞれ千差万別の人生を送っているのだから、

皆同じような運命をたどるわけがないし、

幸せの形だって何億通り存在する。

 

 

さらに、人によって「幸せ」の定義は1つとは限らないから、

星の数ほどの数多の「幸せ」が存在するということになる。

 

 

 

あなたの人生がオリオン座なのか、北斗七星なのか、蠍座なのか、

もしくはまだ見たことがない形の星座なのかは、

あなた自身が好きなように決められる。

 

 

 

様々な出来事や出会いを重ねて、

様々な星と星とをつなぎ合わせて、

自分の夜空をたくさんの星座で埋め尽くそうではないか。