自分の幸せに必要なものはお金ではなかった

「お金があれば買いたいものが買えるのに」

 

「時間があればやりたいことができるのに」

 

そんなことを思うことがある。

 

しかし、色々な書籍や発信を他の人の発信を見ているにつれ、

実際の所、そういう言葉はただ自分ができないことを言い訳にしているだけであって

お金なんて大して関係ないのでは?と気づくようになった。

 

そりゃ自分が働かなくてもお金を生み出せる仕組みがあった方が

良いに越したことはないけど。

 

 

世間にはお金さえあればあなたはもっとやりたいことができますよ、とか

嫌いな上司や同僚のいる職場にも行かなくて良いんですよ、とか

様々な言葉を謳ったビジネスで溢れている。

 

 

それよりもまず、自分が本当に心からそれをしたいと思うのかが大事。

 

 

僕も旅行は嫌いではないけれど、

去年毎月のようにライブの遠征に行ってたせいか

頻繁に遠出すると疲れてしまうことがわかった。

 

旅行に行った分、その後の仕事が連勤になってしまうということが

あったからかもしれないが。

 

 

最近は旅行の際に宿を取るのもなんだか面倒臭いなと思うようになってしまった。

 

実は、エアビーなどの民泊も、

客として利用することもあまりない。

ホストとの密な連絡を必要とするからだ。

(自分もホストのくせに知らない人への警戒心が強いからね…。)

 

そういうことから、世界旅行などで長期旅行するのは自分には向いてなくて、

今いる場所でそれなりにレジャーやイベントを楽しむことができれば

十分それで幸せなのかなと思った。

 

しかし、だからと言って夢を諦めるということは考えていない。

 

 

僕は一生遊んで暮らしたいとは思わなくて、

自分が中心となって展開できる、本当に心から好きだと思える仕事をしたいと考えている。

 

 

何かを生み出すのが楽しくて仕方がなくて、逆に休みたいと思わない。

そんなライフスタイルが理想だ。

 

 

幸せの定義なんて人それぞれで千差万別だしね。

 

 

それを実現するまでの過程で大切なことは、

日々どういうことに「豊かさ」や「感謝の気持ち」を感じられるかどうかだ。

 

 

恐らく、小さい器のままだったら、収入が上がっても受け取れる恩恵も少ない。

 

 

逆に、大きな器にすることで、受け取れる恩恵も大きくなる。

 

 

 

だから、収入を上げることよりもまず人間性を高めることが、

順番として正しいのではないかと思う。

 

 

感謝というのは、心底思っていないことを無理にするものでもなく、

誰かから強制されてするようなものでも全く無い。

 

 

不平不満を垂れたりちょっとした他人の言動にイライラしたりすることなく、

そういう気持ちが自然発生的に生まれてくるまで、

自分の「無意識に生まれる感情」を意識し続けて、

どんなことにも動じない心を作り上げていくことが大切。

 

 

結局それが、自分にとって一番優しい生き方だしね。

 

 

不安な気持ちも焦る気持ちを抑えつつも、

自分が今生かされていることを有り難いと思って、

一つ一つのことに対応して、成長していきましょう。