青春18きっぷの旅⑤〜奈良井宿で過去にタイムスリップ?〜

2018年8月下旬の青春18きっぷの旅も

ついに2日目に突入した。

 

前入りの日も含めると3日目だが。

 

前回はこちら↓

 

 

 

ホテルもチェックアウトし、

岐阜の街並みに別れを告げて岐阜駅へと向かう。

 

本当は朝早く起きてモーニングも食べに行こうかとも思ったけど

予定時間よりちょっと寝坊してしまったのである。

 

というわけで準備をしたら寄り道をせず駅へと一直線。

 

 

僕が去ろうとも信長様はそこに居続けるのだ。

 

 

岐阜駅から電車に乗ってひとまず名古屋へ向かう。

 

クレジットカードでSuicaのチャージをするために

VIEW ALTTEを探すためだ!

 

 

VIEW ALTTEのサイトによると名古屋に2箇所ATMがあるらしい。

 

僕は西側のビックカメラにあるVIEW ALTTEは利用したことあるんだけど、

東側のゲートタワーを利用するのは初めて。

 

キャリーを引きずりながら店内を探したけれど

なかなか見つからず焦った。

 

レジの店員さんに聞いたらレジのすぐ横にあった。

 

 

西日本は他に福岡くらいしかVIEW ALTTEがないから

この辺はちょっと不便だけど

マイル貯めるためにはクレカを極力使いたいから

こればかりは仕方がない。

 

 

 

ただこういうカードリーダー↑を購入するほど

沖縄(居住地)はSuica浸透してないしなー。

今後e-tax導入するなら検討する必要はありそうだけど

今は様子見。

 

 

さて、個人的に名古屋には会いたい人がたくさんいるけど、

今回は素通り。

 

 

 

 

無事にチャージも済んだし中央線の電車に乗って中津川へ。

 

ただ、この電車でも僕は2列シートの恩恵を受けられなかった。

 

車内が空いてきたのにも関わらず

隣りにいた人が移動してくれなかったのだ。

 

基本的に「すべてのことは自己責任」って考えるようになってきたけど

さすがに自分が移動するのは無理だって思った。

 

結局、一列シートが良いのか、2列シートが良いのか

僕にはよくわからん。

誰かと一緒にいるときはボックス席の方が楽しいけどね。

 

 

 

 

てなわけで中津川へ到着。

 

 

今回は関東の実家まで帰るのに、

静岡は経由しないで長野を経由するからだ。

 

 

ところで、この中津川では「栗きんとん」が有名ということで

またもやキャリーケースをガラガラ引きずりながら

こちらのお店を訪れた。

 

 

やす…いえ「すや」さんね。

 

 

ただ、お店の中を見てみたところ

栗きんとんらしきものは見当たらなかった。

 

 

お店の人に訪ねたところ、

 

「栗きんとんは9月からです。」

 

とのこと。

 

 

 

なんてこったぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 

ニアミスだったか…。

 

 

100%自分が悪いんだけど、

貴重な自由時間(待ち時間)が無駄足になってしまった。

 

 

急いで駅前に戻り、

川上屋」さんで栗きんとんを購入。

 

 

 

 

こちらは実家に帰った時に撮影したもの。

家族が食べた後らしく空きがあるが(笑)。

 

 

 

パッカーーーーーーーーーーーン。

 

 

川上屋さんの栗きんとんは中部国際空港などにも売られているようなので

名古屋など中部地方への旅行の際、本場の栗きんとんが食べたくなった時は

そちらで購入できるのも良い。

 

僕は食べ物の好き嫌いはほとんどしない。

何でも美味しくいただく。

 

しかし、正直なところ、モンブランみたいな栗スイーツはどうも苦手だった。

見たら投げつけたくなる。投げないけど。

投げつけたくなる形はしてるけどね。投げないけど。

 

おせちでお馴染みの栗の甘露煮も甘すぎるんだよな。

ベチャベチャするから投げないけど。

 

でも中津川の栗きんとんは栗がメインの素朴な味わいだから

好きだと思った。

投げたくなるかどうか聞かれれば、これは絶対に投げたくない。

美味しいから。

 

 

これまで「栗きんとん」というと「栗の甘露煮」を思い出してたけど、

イメージが180度変わったね。

 

「これが本場の栗きんとんなのか!!!!」って。

 

 

この味が忘れられなくて

18きっぷの旅の後、群馬のとある道の駅へ行った時に

栗を買って自宅で栗きんとんを作ってみたくらいだ。

 

基本的に市販のお菓子にあまり興味なくなったから

お菓子も自分で作るのだ。

 

 

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なんか形からして違う(笑)

味は砂糖を控えめにしたから自分好みになったけど。

 

 

これからの季節は秋の味覚も楽しみなところ。

そのため9月や10月くらいの時期に本土を旅行するのも良いなと思う。

 

 

さて、余談はこれくらいにして…

 

 

中津川での待ち時間は20分程度しかない。

急いで駅まで戻る。

 

 

これを逃したら次の電車まで1〜2時間も待つことになるからだ。

接続悪すぎぃ!!!!

 

 

…さて、ここからは中央本線(松本行き)に乗車。

 

 

ほぼギリギリで電車に乗ったので車内は座れる席がなかったが、

乗客のほとんどが旅行者なので皆楽しそうで

車内は非常に良い雰囲気だった。

 

僕は途中下車するから立ったままでも別に大丈夫だし。

 

さらにこの先も田舎になるので、景色は最高だった。

 

 

 

 

最高すぎてタイミングがつかめなくて

これくらいしか写真撮れなかったけど(←基本的に間が悪い)。

 

 

もうほぼ山だね。

 

 

後ろの窓からずっと線路を眺めていた外国人もいたけど

その景色も良かったし。

 

今考えれば動画撮ればよかったと思う。

 

 

また中央線経由で18きっぷの旅したいなぁ。

異様に長く感じる東海道本線よりかは、

多少時間がかかっても中央線経由のほうが良いだろうし。

 

 

さて、この日メインの目的地である奈良井に到着。

 

 

ここでの降車は一番前の車両のみだったけど

改札がないのかそこできっぷを渡すらしい。

それがわからず、18きっぷを見せるのにちょっと手間取ったかな。

 

 

 

奈良井駅から歩いて間もなく奈良井宿に到着。

 

 

あれ…ここロッカー無いのかな????

 

 

仕方がないので炎天下の中、

またもやキャリーを(以下略)歩くことに…。

 

 

今考えたら駅の案内所らしき所で預かってもらえたのかな?と思う。

わからんけど。

電車で行く人、荷物多い人は要確認だね。

 

 

文字がかっこいい。

 

この看板を抜けると、

そこには素晴らしい街並みが続いていた。

 

 

 

 

これぞ僕が求めていたノスタルジックな雰囲気。感動。

 

こういうレトロな街並みは

昔のまま時が止まってしまったみたいで

不思議な気分になる。

 

その関係もあってか僕は懐古趣味なところがある上に

廃墟好きなところがある。

 

民泊の古民家再生も興味があるし、

わざわざ廃墟っぽい建物を作って

ホラーハウス的な民泊ってどうだろうなど、

そういうエンターテイメントと旅をかけ合わせたものを

なにか出来ないかと考えているほど。

 

 

まぁいずれにせよ、

昔の状態がそのまま残された建物や街並みは

大切にしていきたいものだ。

 

こんな山奥にひっそりと佇んでいる感じも

秘境感があって良いし。

 

だから首都圏からのアクセスが多少困難でも

ここに来る価値はあると思う。

 

 

なので、今回の旅では東海道を通って

1日でも早く地元に帰るよりかは、

旅の途中で一泊してでもここに寄りたいと思ったのだ。

 

 

…さて、景色も良いけど花より団子。

 

 

街中を散策しながら、お昼を食べるお店を探すことに。

 

 

 

観光地ということで飲食店は色々あったのだが、

食事処 松波」さんにした。

 

 

 

小さな店内で客は僕しかいなかった。

繁忙期は人でごった返すのかな?

 

ガッツリした料理を食べたかったので

ソースカツ丼を注文した。

 

 

ソースカツ丼は長野県の名物みたいだね。

 

 

ボリュームたっぷりのカツ。美味しかったー。

まだまだこれから長旅が続くから、

食事をとることで体力もついただろうし。

 

 

さて、お腹も満たされたところで観光を続けることに。

 

 

 

 

なんか見知らぬおじさんを追ってるみたいになっちゃたけど…

断じて違うぞ!!!!(笑)

 

 

街中には湧き水も点在していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期の長野は比較的過ごしやすいように思うが、

真夏の観光でもいつでも水が飲めるから安心だね。

 

 

街並みの美しさだけでなく、

面白いものや可愛らしいアイテムが豊富なのも魅力。

 

 

 

 

 

 

お店で売られている和モノの雑貨も種類豊富で見ごたえあったし。

草履買おうかマジで悩んだ。

 

 

 

とりあえず街中を往復しようと最南端の神社まで足を運ぶ。

 

 

ちょっと雨も降ってきたようだ。

 

あとで知ったのだが、「鎮神社」という名前の神社らしい。

 

よくよく見ると神社の名前も書いてある。

 

ここからの景色がこちら。

 

 

 

 

 

住宅もたくさん見られるが、

ここでの暮らしってどんな感じなんだろう?

 

田舎だから不便なこともあるだろうけど

自然に囲まれてるから穏やかな気持で毎日を送れそうだな。

 

それはそれで楽しそうだ。

 

 

 

さて、ここからは駅に向かうために来た道を下っていく。

 

 

 

 

 

 

 

雨もちょっと激しくなってきた。

 

 

 

 

雨の街も趣があるなぁ。

 

 

でも悪天候じゃ散策も写真撮影も厳しいのでカフェに入ることに。

 

 

喫茶たなかや」さんに立ち寄る。

 

 

看板が可愛い。

 

なんだこれ(興味津々)。

 

たなかやさんで一息つくことにしたのは、

こちらをいただきたかったからだ。

 

 

五平餅〜〜〜〜〜!!

 

僕は田楽が好きで和菓子も好きだから

こういう味噌味の和菓子?も大好きなのだ。

 

 

さくら茶も美味しかった。

 

 

これで一通り奈良井グルメは楽しんだ。

 

雨も止んできたし、カフェを出て散策を続けることに。

 

 

こういう街では路地裏好きも発揮。

 

 

 

 

 

 

冒険心が擽られるが住宅地を歩き回ってもなぁとも思うし

時間も体力もないからあちこちは周れないけどね。

 

 

 

 

 

 

徐々に空もピンクが混ざってきた。

 

 

1時間に一本程度しかない電車にのるために

奈良井駅へ戻る。

 

 

 

時間は16時近くなり、太陽の位置もだんだん下がってきたようだ。

 

 

 

 

今晩の宿に向かうべく、次なる目的地へ。

 

 

自分の旅は自分でデザインするもの、

自分で自分を思い切り楽しませるもの。

 

 

長い時間電車に乗るのは大変だけど、

18きっぷの旅の醍醐味は

ゆったりのんびりとした電車の旅を楽しめること。

 

そして、

普段は滅多に行けない場所にも

旅の途中で立ち寄れること。

 

 

さぁ次はどこへ向かおうかな?

 

 

 

次回をお楽しみに!

 

続き↓