青春18きっぷの旅③〜栗林公園「松、この知らない世界…」編〜

2018年8月の「青春18きっぷの旅」。

 

四国から地元・宇都宮まで3日かけて移動するという

無謀なのか計画的なのかよくわからない長旅だ。

 

初日では高松に到着・宿泊した。

今回の記事ではその翌日である2日目の様子を書いていきたい。

 

前回の記事。高松のグルメと高松港の夜景について書いています。

 

 

前日は高松に宿泊するのみだったので、

翌日であるこの日が青春18きっぷを使う記念すべき1日目となる。

 

 

わーい楽しみ♪

 

 

さて、この日は6:00頃に起床。

 

 

早朝の栗林公園を散歩するため、

いつもより少し早起きして宿を出る。

 

 

というか、僕の普段の旅でも

ここまで早起きするのはかなり珍しい。

 

まぁこの日は8時間くらいかけて中部地方まで移動する予定だから

当然といえば当然だけど。

 

 

 

天気が良くて清々しい朝。

高松城も目の前。

 

眠い目をこすりながらまずは歩いて高松駅まで向かう。

 

 

 

 

駅のロッカーにキャリーバッグを預けて駅の改札内へ。

 

ここで今回の旅で初めての青春18きっぷを使うことに。

 

期間中はタダで電車乗り放題だぜイェーイ。

 

朝からテンション上がる。

 

 

徳島線の電車に乗車。

 

「この電車に乗れば徳島にも行けるのか…」

 

と一瞬思ったのだが、今回は時間がないので徳島に行くのは断念。

 

でもいつかは四国オンリーの旅を計画してみたいものだ。

 

 

 

 

 

さて、10分も経たない内に栗林公園北口に到着。

 

 

さて、案内に沿って進んでいくと

栗林公園に辿り着く。

 

 

 

ここはどうやら正門ではないらしい。

 

偶然なのかそうでないのか知らないが、

僕は大概「正門」から入らないことが多い。

 

裏道や逸れた道を散策したがるのだ。

 

この静けさが漂う「マイナー感」が非常に好きなのである。

 

 

受付で入場料の支払いを済ませる。

こういう所って大抵現金払いなことが多いので、

カードで支払えるのは感心した。

進んでる―。

 

 

さて、パンフレットをもらってさっそく園内にGO!

高揚した気分もさらにハイな気分に。

 

↑チケットも良い感じ。

 

 

…という時である。

 

 

「あ、お客様!」

 

先程の受付の人から声をかけられた。

 

 

どうやらここ数日前に、園内でイノシシが目撃されたらしい。

 

その対処法が載せられている用紙をもらった。

 

 

 

 

「物陰に隠れる」「高台に隠れる」ね…。

 

 

…うん、気を…つける…(ガクブル)。

 

 

 

ちなみに後日、この記事↓を見て恐ろしくなった。

 

 

29日の朝って…

 

まさに俺が公園内散歩してた時じゃん!!!!

 

 

実際、園内でなんか車が1台止まっていたんだよね。

 

その茂みの奥から人の声とガサゴソと音がしたから

もしかしたらその時に捕獲作業してたのかもしれないなぁ…。

 

それが大体8時代くらいだったと記憶しているから

時間としても丁度それくらいだろうし。

 

極めて自分はラッキーだと思った。

 

 

…さて、気を取り直して園内の感想を。

 

 

早朝ということもあり、元気なご年配の方がちらほら散歩をしていた。

こちらまで気持ちよくなる。

 

 

園内は美しい日本庭園はもちろんのこと、

面白い形の松がたくさんあったので

さっそく写真を撮りまくった。

 

 

 

近年ではBONSAIが外国人に人気らしいけど、

確かに松って本当に美しい…。

 

それはまるで現代芸術…

創作ダンスなどで身体表現をしている人間かのように

生命の躍動感と大きなエネルギーを感じる。

 

さらに一つとして同じものがない。

全て異なっているし、それぞれに個性がある。

人間のようにキャラクターを感じるのだ。

 

まさに自然が生み出したアートである。

 

こんなアートを見せつけられたら、

自分が生み出したアートなんて取るに足らない…

なんて思ってしまうくらいだ。

 

庭園というと美しさを楽しむものだと思いがちだが、

まさかここで自然の力強さも感じるとは思わなかった。

 

自分の身体も満ち足りてくる。

 

これが昼も過ぎて観光客が多くなると

いかにも観光地っぽくなるだろう。

 

生命のエネルギーをより感じるためにも、

人のいない早朝に来て本当に良かった。

 

 

もちろん、園内も自然が豊富でとても心地よかったし

庭園も美しかった。

 

 

写真も選びきれなかったので載せるだけ載せておきたい。

 

 

 

 

…さて、パンフレットを参考に満足行くまで園内を散歩したので

ちょっと一息。

 

公園の名物である栗ソフトをいただく。

 

 

基本的に朝イチからアイスって食べないんだけど

まぁ旅行だしいいだろ。

(基本自分に甘々である。)

 

お店の方にも「早起きだねぇ」と誉めていただく。

 

確かに、よく覚えてないけど、

この時点でまだ9時になってなかったと思う。

 

朝も早いのに僕以外にも園内に若者が多かった。

それも意外だったな。

(あ、俺は別にそんなに若くはないか…。)

 

 

1〜2時間ほど歩き回って正門にも近づいていたので、一旦外に出ることにした。

 

 

基本的に僕は朝ごはんは食べないのだけど

せっかく香川に来ているので

近くのうどん屋さんでうどんを食べることに。

 

 

公園から地下道を歩いて10分ほど。

 

さぬきうどん 上原屋本店」さんに辿り着く。

 

 

 

 

システムが良くわからず困惑してしまったのだけど、

うどんのチェーン店でおなじみの

「はな○」さんや「○亀」さんと同じで

メインのうどんを頼んだらほとんどセルフで食べたいものを取る形式である。

 

 

8月下旬となると残暑もまだ残る。

この日も朝からとても暑かったので、冷うどんを注文した。

 

 

お店の人から

「うどんのみですが良いですか?」

というようなことを言われた。

 

 

後で知ったのだが

このお店はダシが美味しいのだとか。

HPによるとどうやらイリコを使ったダシのようだ。

 

 

なので、かけうどんなどダシ汁のある商品を頼めば

その味を楽しめたのかもしれない。

 

 

まぁ良いよ…この日は歩きまくって暑かったしね。

 

 

てか、やっぱり本場ということもあり、

うどんだけでもだいぶ美味しかったし。

 

 

飲食店でメニューを選ぶ時は

「自分が何を食べたいのか」

自分の気持に正直になるのが一番。

 

直感で選ぶのも大切だしね。

 

 

まぁどちらにしろ讃岐うどん美味しかったから

僕はかなり満足だった。

 

 

次に来る時は寒い冬も良いね。

寒いの嫌いな僕は冬あまり本土に行きたくないんだけど

暖かいうどんをハフハフしながら食べるのは最高だよね。

絶対美味しいはず!

 

 

 

さて、帰りは栗林公園の正門入ってすぐのお土産店で

お土産用のお菓子とオリーブ茶を購入。

 

 

 

 

「ぴっぴ」ってうどんって意味らしいね。

 

 

ということは、近年巷で耳にする

「彼ぴっぴ」というのは…

 

 

「彼うどん」ということになるのか??

 

 

彼氏の何がうどんだと言うのだ!!!!

 

 

おっさん、最近の言葉はよくわからん!!!!

 

 

 

さて、お土産屋さんで公園の入場券にスタンプを押してもらい、

再び栗林公園へ入場した。

 

 

事前に正門にいた公園のスタッフの方に聞いたのだが、

どうやら再入場はその日に1回限りらしい。

 

 

正門に入場前の左手にお土産屋さんで入場券にスタンプを押してもらえれば

一日一回限りで公園に再入場が出来る。

 

 

なので、公園を観光途中で、

「うどんが食べたい!」

などと外に出たくなった人は

計画的に利用すると良いだろう。

 

 

公園内でまだ歩いてない別のルートを歩きながらJRの駅まで戻り、

再び高松駅に向かう。

 

オリーブ茶、ヘルシーで美味しい!

 

 

さて、高松駅に到着後は駅の近くのスーパーに立ち寄る。

 

沖縄に戻った時の食材用にうどんとオリーブ素麺を購入。

 

沖縄の自宅に持ち帰って調理した時の様子を
Instagramに挙げたのでよろしければどうぞ。

 

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正直なんかイラッとする←名前のうどんだけど

価格も安いし添加物が入っていないのはポイント高い。

 

 

お土産用のうどんってどうも価格が高い傾向にあるけど

自分で味付けするから付属のスープなんて全然いらないもんね。

 

 

 

そしてこちらはオリーブ素麺。

 

 

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チャンプルーが緑色だぜ。

 

沖縄にも緑色のソーメンチャンプルーが食べられる食堂があったら

流行る気がするんだけどね。

 

てか、その気になれば「レインボーのソーメンチャンプルー」なんて作れるのでは?

…LGBTQ的にはぜひ試してみたいものである。

 

 

てか、駅近で価格も安くて品揃え揃ったスーパーがあるのってすごいな。

うどんなら外食の費用も安く済むし街も発展してるし、

高松も住みやすい街なのかな。

 

 

さて、栗林公園で写真を撮りすぎてしまい

まだ午前11時だと言うのに既にカメラの電池が危うくなった。

 

 

駅のカフェで充電しようか迷ったけど、一旦次の目的地へ向かうことに。

 

 

ということでマリンライナーへ乗車。

 

 

 

そして生まれて初めての瀬戸内海の景色を楽しんだ。

 

 

その時の風景を動画に撮ったので

ぜひお楽しみください。

 

 

 

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僕は別に「鉄男」ではないのだけど、

ガタンゴトンという電車の音は心が高まるよね。

そう思わないかい?

 

 

途中で隣に人が乗ってきたものの、

シートは広々としていたので車内はとても快適だった。

 

 

「ずっとこんな感じだったら良いのになぁ…。」

 

 

さて、この時の僕は今後かなりキツイ思いをするとも知らず、

これからの電車の旅に期待を膨らませつつ、

最高の気分で次の目的地へ向かうのであった…。

 

 

↓次回へ続く。