人づてに聞いた自分の悪い評判なんて一切気にするな!

「〇〇さんがあなたの悪口言ってたよ。」

 

 

 

これは、僕が今まで生きてきた中で言われた言葉の中で、

最も理解しがたい言葉である。

 

 

 

 

「〇〇さんがあなたのこと誉めてたよ!」

 

 

 

 

↑こういう良い評判なら信じられる。

 

 

というのは、伝えてくれる人の目的がわかりやすいので

信じることが出来るからだ。

 

 

「本人に伝えたらきっと喜んでもらえるだろう」

という親切心が伝わってくるからね。

仮に本当ではなかったとしても、嫌な気持ちにはならないだろう。

 

 

そうではなく、

 

「〇〇さんがあなたの悪口言ってたよ。」

 

 

このように「人づての悪口を報告してくる人」…

これは疑問に思う部分が多い。

 

↑あなたの味方を装ったディス(dis)には要注意でぃす。

 

 

なぜそのような行為をしてくるのか?

 

わざわざそのような言葉を言ってくる人の心の中はどうなっているのか?

 

そもそもなぜ自分の意見じゃなく、他人の意見じゃないといけないのか?

 

 

今回は、こういった疑問を解決するために、

「〇〇さんがあなたの悪口言ってたよ。」

などの人づてに聞いた悪口、他人(もしくは集団)を利用した悪口について

色々考察してみたいと思う。

 

 

まず、仮に、誰かがあなたの悪口を言っていたという事実を

「純粋な気持ち」もしくは「あなたを教育するため」

という目的で教えてくれたとする。

 

 ①あなたの悪口を聞いたAさん

→②Aさん(これはいけない!

  教えてあげなきゃあの人の評判落ちて可哀想!

  教えてあげなきゃあの人が変われない!)

→③Aさん「あなたの悪口言ってたよ」

 

という図式になるだろう。

 

 

 

確かに、純粋な気持ちであれば、教えてあげることで

あなたが良い方向に変われる可能性は、確かにあるかもしれない。

 

 

しかし、この考えには落とし穴がある。

 

 

それは何かと言うと、

「あなたが良い方向に変わるかもしれない」

という期待を相手が抱くことだ。

 

 

 

そもそも「良い方向」ってなんだ?

 

まず、あなたに知っておいてほしいことは、

 

あなたにとっての「良い」が、相手にとって「良い」とは限らない。

 

…ということだ。

 

それは逆も同じで、

 

相手にとっての「良い」が、あなたにとって「良い」とも限らない。

 

 

つまり、大抵の場合、誰かが言っていたあなたの悪評を

わざわざ本人であるあなたに伝えるという行為は、

基本的に一切不要で、お節介極まりない行為である。

 

 

その人にとっての「良い」を、あなたが「良くない」と判断すれば

全く意味のないものになるからね。

 

 

 

↑ちなみにこれは作者である僕の本音である。

 

 

「あなたの悪口を言っている人がいた」という言葉だけが強調され、

あなたを不快にさせるだけだし、

知らなくても良いことをわざわざ伝えに来るその人に対しても

不信感を抱いてしまうことだろう。

 

 

本人としては親切心のつもりで教えてくれたつもりでも、

事実と違った形で伝ってしまう危険性だってあるわけだし、

そもそもそれが事実かどうかすらわからないわけだから、

人間関係が破綻する原因にもなりかねない。

 

 

わざわざそのリスクを犯してまで、あなたに伝えたいことなのか…

全く理解しがたい行為である。

 

 

もちろん、もし仮に悪口の内容が本当だとして

「あなたの評判落ちてるから気をつけたほうが良いよ」

「今の状態を続けているといつか皆から総スカン食らうよ」

と忠告をしてくれているケースもあり得る。

 

 

そりゃ目に見えて明らかに犯罪級の悪さをしているなら、

その言葉を言われる方にも問題があるとは思う。

 

 

例えば、いじめやパワハラなどの暴力をしている人にお灸を据えるには

弱い立場の人や被害者を助けるためにも

「あなたの言動に傷ついている人もいるんだよ」

「皆あなたのやり方を不満に思っているんだよ」

と言う必要もあるかもしれないよね。

 

 

しかし、そうではない場合、

恐らくあなたも含め、大概の人は特に悪気がなく、

自分らしく好きなように日常生活を送っているだけである。

 

 

そこに、あなたのことを一方的に迷惑に思っていて、

あなたが変わることを期待して、

わざわざあなたまで悪評を伝えに来る人がいたとする。

 

 

「〇〇さんがあなたの悪口言ってたよ。」

 

って。

 

 

はっきり言って、その人達の目的は、

あなたのためではない。

 

加えて、他の人のためでも何でもない。

 

 

このように人の言葉を使う形で、

もしくは誰かを売るような形であなたを批判することで、

あなたを自分にとって都合の良い人格に強制していくこと、

あなたをコントロールしていくこと、

それが最大の目的なのだ。

 

 

さらに、その人達の心の中はどうなっているのかというと…

 

 

その答えは簡単。

 

 

嫉妬だよ。

 

 

嫉妬…そう、心の底に渦巻いている醜い感情だ。

 

 

↑こちらは僕の本音…ではないから安心したまえ(笑)。

 

 

その人はきっと、人生に何かしらの不満を抱えているに違いない。

 

 

あなたことを嫌だと思っていたり、ストレスを感じていたりして、

あなたが自分の思い通りになれば良い、

あなたを傷つけたい、攻撃したい、

ショックを受けた顔や反応が見たい

…などと思っているのだ。

 

 

 

 

こえーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

「私は正義」

「私はまともで正常」

「私はかわいそう」

 

 

そんな被害妄想が渦巻いているんだろうね。

だから、良い人のふりしてあなたの悪口を言うという、

悪意に満ちた言動が出来るのである。

 

 

自分が正しくて、あなたが悪者だと思い込んでいるからね。

 

↑正義は勝つ?…ノンノン。「自称」正義はF☓☓K!!!!

 

 

しかも、自分がやりやすいように、

あなたが変わるべきと思っているのだ。

 

 

本当に、何様のつもりなんだろうね?

 

 

 

例え、いくら偉そうな態度を取っていても、

他者の言葉を使っている時点で

 

「私は自分の意見に自信がありません。

 だから他人の言葉とか常識とかに頼るしか無いんです。

 そのため、私の言うことは一切信用しなくて良いです。」

 

と言っているようなものなのにね。

 

 

つまり、その言葉の奥に見えるのは、

恐怖や不安といったネガティブな感情なのであり、

「あなたのためでない」ことは明白なのである。

 

 

そのため、人づてに聞いたあなたの悪評を

あなたが気にする必要も

周囲の人に対して負い目を感じてしまう必要も

 

全っっっっっ然ないのである!!!!

 

↑本音がわかれば怖くないし、スルーもできるよね。

 

 

さて、「人づてに聞いた悪口をあなたに報告してくる人」の心理について

以上のことをまとめると…

 

 

・なぜそのような行為をしてくるのか?

→あなたをコントロールしたいから。

 

・わざわざそのような言葉を言ってくる人の心の中はどうなっているのか?

 

→嫉妬などのネガティブな感情に支配されている。

 もしくは何も考えていないだけ。

 

・そもそもなぜ自分の意見じゃなく、他人の意見じゃないといけないのか?

 

→自信がないから。

 

 

といった答えに行き着いた。

 

 

あなたの悪口をわざわざ報告してくる人は

決して健全な心境ではないことは明白なのである。

 

 

あなたが相当の悪事をしている自覚がない限り、

大抵の言葉は話を盛っているか、

言ってきた人物を含め、ほんの一部の人だけの解釈と思っていい。

 

 

たとえ親切心で「直したほうが良いのに」と思っていたとしても、

「今のあなた」を全否定している、

失礼極まりない行為であることには変わりない。

 

 

そのため、もしあなたの周りにこのような

「あなたの悪口を人づてに伝えてくる人」が

知人・友人の中にいるようであれば、

その人との付き合いは考えたほうが良いだろう。

 

その人物が家族や職場の中にいるなど、

どうしても距離を置けない状況であれば、

「その人の言うことは一切信用しない」と決めておくのも手だ。

 

 

 

 

人間なんて、皆完璧じゃない。

 

 

しかし、だからこそ魅力があるのだ。

 

 

残念ながら、あなたの魅力は、

あなたと出会った人全員がわかるわけではない。

 

 

時には良い人のふりをしながら、

あなたのためを思っているふりをしながら、

あなたに攻撃を仕掛けてくる人もいるだろう。

あなたに「完璧」を求めて、プレッシャーを掛けてくる人もいるだろう。

 

 

しかし、逆に言えば

「他の人が知らないあなたの魅力を知っている人達」

「そのままのあなたを受け入れてくれる人達」

そんな人達が誰かしら必ずいるはずだ。

 

 

あなたが確かめようもない情報なんかよりも、

大切な人達が本当にあなたのためを思って言ってくれた言葉だけを

信じてみるのも良いんじゃないかな?

 

 

不確かなNO!!よりも

不確かなYES!!を

 

不確かなYES!!よりも

確かなYES!!を

 

 

あなたにとって本当に必要なことなのは、

まるで四葉のクローバーを探すかのように、

「確かなYES!!」の花だけを見つけていくことである。

 

 

逆にあなたが育てている花の成長を阻害するような害のある人とは

「さよならバイバイ。気づかせてくれてありがとう。」と、

そーーーっと、嫌な感情と共に、プランターの外に移動させよう。

 

 

素敵な出会いの種を撒きながら

「YES!!」の花がたくさん集まって

「Thank You!!」の思いに溢れた花畑になるように

 

 

 

 

あなたが好きな人、あなたにとって気の合う人との関係だけを

じっくり育んでいきましょう。