他人の悪口を言うことは、魚の鱗を食らうようなもの

人は良い面もあれば、悪い面もある。

 

自分の好きな人を引き寄せるためにも、自分の言動を少しずつ変えていこう。

 

…というようなことを以前の記事↓で話した。

 

 

 

今回は、タイトルにもあるように、

 

他人の悪口や陰口、噂話をする人間というのは、

魚の「鱗」を食べているようなものなのだ。

 

 

…ということについて語っていこうと思う。

 

 

ちなみに、魚の「身」ではなく、「鱗」ね。

 

 

 

鱗を食らう…つまり人の悪口を言うということは、

外側の部分だけ剥いで、肝心な中身をポイッと捨てているようなものだ。

 

 

他に美味しい部位もあることを知った上で、皮や鱗を食べているなら良い。

 

人の好みなんて人それぞれだし。

 

それに、中身を誰かにあげる前提で皮や鱗だけを食べているのなら、

まだ無駄にはならないだろう。

 

焼いた皮はサクサクしていて美味しいしね。

 

 

 

問題なのは、

 

「他に美味しい部位があることも知らずに、

皮や鱗が美味しいと信じ込んでいる状態」だ。

 

 

要するに、物事の一部分しか見ていない、理解していない状態で、

その人の批判をしているわけだ。

 

 

まるでその人の全てをわかっているかのように。

 

 

 

良い部分や本質を理解した上で誰かを批判するならまだ良い。

 

それを発言することで世の中が良くなる、

救われる人がいるという考えがあるなら。

 

 

そうではなく、表面だけの情報しか見ていない状態…

 

それが問題なのである。

 

 

例えば噂話の場合、真偽はどうあれ、

「その人に対する情報」の一部分しか見てない状態で、

その人のことを判断してしまっているわけである。

 

 

この「偏った視点」こそ、あなた自身を不幸たらしめるものの1つだ。

 

 

例えば有名人なんて特に色々言われていて

憂さ晴らしの格好の餌食みたいになっているけれど、

結局のところ、本人や関係者しかわからない情報も多々ある。

 

 

その人が本当に良い人なのか悪い人なのかは

結局のところあなた自身の直感と審美眼で判断するしか無い。

 

 

誰かが発した真偽の不確かな情報を鵜呑みにしてしまう前に、

それが本当に正しいのかどうかを考えたほうが良い。

 

でないと、情報に踊らされて本質が見えなくなってしまうからだ。

 

 

あと、最近はInstagramで食べ物の写真を撮って、

食べ物を捨てる人間もいるらしいね。

お寿司のネタだけ取ってシャリを捨てる人間とか。

飲食店で大人数分のコース予約を取っておいて音信不通になる客とか。

 

似たようなケースで、例を挙げればキリがないと思うけど、

これら一連の迷惑行為も、魚の鱗を食べる行為(人の悪口・噂話を言う行為)と同じようなものだ。

 

 

物事の本質を理解していない(理解しようとしない)人間がする行為なのだ。

 

 

 

食べ物だけでなく、人や物事の食わず嫌いはやめよう。

見せかけだけの「いいね!」をもらうためだけのインスタ映えもやめよう。

 

 

たとえ写真としては地味でも、

その人の本質が知れる内容のほうが、素晴らしいと思わないか?

 

 

どうか見た目だけの情報、表面だけの情報に惑わされないでほしい。

 

 

特にあなたが親ならば、一つ一つの言葉に気をつける必要がある。

なんとも思っていないあなたの発言が、幼い子供の心に重くのしかかってくるのだ。

 

 

 

あなたが人の悪口や陰口、噂話ばかり言っていると、

子供もその考えが身についてしまう。

 

 

そして、最悪のケースはその考えが子供に向かってしまった場合だ。

 

 

そう、子供に対する批判や愚痴を本人の前でし始めた場合や、

子供が理解してない状態でむやみに子供を怒った場合などだ。

 

 

それなら子供にお菓子や肉ばかり与えている家庭の方がまだマシだ。

 

長い月日がかかるとは言え、努力次第で食生活は変えることが出来るからだ。

 

 

一方、メンタルの方はと言うと、一度傷ついてしまった幼い心はなかなか戻ることはない。

人を批判する癖やひねくれた視点が身についてしまうと、

それが当たり前のようになってしまう。

 

 

それでまた傷つく人が増えていくのだ。

 

 

負の連鎖。

 

 

皮や鱗ばかり食べていても、良いことなんて何一つ無い。

 

 

あなたなりの「魚の食べ方」を試行錯誤して探していくことが大切だ。

 

 

つまり

 

 

あなたなりの「人の愛し方」を探っていこう。

 

 

「○○は良いよ!」

「○○のこの部分が好き!」

「○○の魅力を、もっと多くの人に知ってほしい!」

 

 

〇〇はモノでも人でも企業でも作品でもなんでもかまわない。

 

 

それを人に伝えていくだけで、

「幸せの連鎖」が生まれるはずだ。

 

(※自分でこんなスピリチュアルっぽいことを言うのはなんだか違和感あるのだけど、

これは単なる理想論ではなく、事実だと思う。)

 

 

観賞用の魚も良いよね。

 

 

 

…とは言え酒の肴には人の悪口が美味いという気持ちもわからなくもない。

 

にんげんだもの。愚痴の1つや2つ言いたくなるよね。

 

 

ただし、まだ気の合う人だったら良いのかもしれないが、

義理や付き合いなどで悪口を無理やり聞かされた方はたまったもんじゃないから、

相当気心知れてない限り、その手の話題はやめたほうが良い。

 

 

逆に、初めて会った人と美味しい魚料理や楽しい話をたらふく食べたら、

いつの間にかお互いに満足していることもあるかもしれないね。

 

 

 

 

結局のところ、自分が幸せに生きるには「忘れる」のが一番。

いつまでも人のせいにしてたって何も生まれないから、

上手く自分の機嫌を取っていきましょう。

 

 

感情のコントロール方法を身に着けたい方は、ぜひ以下↓の記事も参考にしてみてね。

 

 

 

余談だけど、上の写真は2017年2月に下関市の唐戸市場で食べた海鮮丼。

 

もう山口の魚を食べたら他では食べたくない…

それくらい絶品OF絶品だった。

 

 

また魚介を食べに山口県まで行きたい!!!!

 

 

あ…いや…他の県の魚が不味いって言ってるわけじゃないよ?

 

 

もっと魚が美味い場所ももしかしたらあるのかもしれないけどさ…

 

そこは…

 

食わず嫌いをしてるんじゃなくて、ただ知らないだけ!!

 

 

…ということで、情報の偏食家にならないよう

もっと色々な場所を巡ってみたいし、

色んな人とも会ってみたいのである。

(無理やりまとめました。)