
コリュにちばんこ。
天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)だよ。
「御楽縁生記(ヲタノエンセイキ)福岡・山口の旅」も 今回で6回目。
さっそくいってみよー。
前回↓
さて、これから関門海峡を超えることになった。
そして、前回の謎。
5つくらい大砲が並んでいた。
しかも休憩所にももう一つ小さな大砲がある。
この大砲は一体何なのか…。
調べてみたら、これは「長州砲」というもので、
レプリカなのだそうだ。
はぁ!?マジかよ!?レプリカかよ!?
てっきり本物だと思ってビビったし!!!!
…キレてないですよ〜???
…はい、”長州”つながりで悪ノリしました。
で、こちらの長州砲が何の戦いで使われたのか、
こちらの本↓を読んだから今はわかるよ。
「闘え!日本くん」
日本を取り巻く歴史が、
「国を擬人化した高校生」のバトル漫画として
楽しく展開されている本。
この本の感想はまた別で紹介するとして、
個人的に激推しの本だ。
この漫画の序盤で日本くんが欧州勢のクラスメイトに
戦いを挑んでいくシーンがある。
こちらの大砲は漫画には出てこないものの、その時の戦と関係がある。
1863〜1864年 攘夷戦…下関戦争だ。
日本が開国しなければいけなくなり、
日米修好通商条約(他四カ国とも同様の条約)を結ぶことになり
各地の人々が幕府へ反発するようになり攘夷運動が広がった。
その後に安政の大獄とか桜田門外の変とか色々起きて、
イギリス人を殺害した生麦事件や、
四カ国と下関で武力衝突する下関戦争が起こる。
そして、長州藩がこの攘夷戦で負けて、
討幕→大政奉還→明治政府成立と流れが変わったんだね。
歴史を覚えるのって「流れ」が大切だよな。
「とりあえず年号と単語だけ覚えておけば良い」
などと思いこんでいた、昔の自分に蹴り入れたい。
こちらはノリノリなサーファーを捕まえようとしている人…ではなく
源平合戦像。
壮絶な水上戦だったことと、
前回紹介した赤間神宮にも関係している「安徳天皇」の悲劇。
これも普通に勉強していたら
年号と出来事を覚えるだけで深く知ることはなかっただろう。
国内だろうが国外だろうが関係ない。
旅は自分にきっかけを与えてくれて、
知識と見聞を深めてくれるのだ。
この辺一体は「みもすそ川公園」という場所だったんだね。
かつて戦場だった場所で様々な思いを感じながら
静寂を感じる。
潮風を浴びながら波とともに流れる至高の時間を楽しみつつ
いよいよ「関門トンネル人道」へと向かう。
入り口の写真はなかったのだが、
当時の自分ってば代わりにこちら↓を撮影していたようだ。
なるほど。エコだね!!
いくつもらっても良いのがミソだね!!
(もらわなかったけど笑)
この長い長い道路を歩いていくんだ。
10分はかかったかな。
その間、自転車やジョギングしている人とすれ違ったし
地元の人もよく利用している様子。
なんとなくだけど、
歩いていて「地上ではない」感覚がわかる。
不思議な感じ。
車だったら数分で渡れるんだろうけど、
五感をフル活用して楽しみながら
ゆっくり歩いて海を渡るのも良いと思うんだ。
つくづく自分がドラクエのドルマゲスのように
海の上を歩く(飛ぶ?)など出来なくてよかったと思ったのだ。
そんなこんなで対岸に到着。
やってきました門司へ。
関門橋とももうお別れ。
特に急いでないけれど、夕方の用事も視野に入れつつ
フラフラと歩いていく。
ノーフォーク広場。
海に囲まれていて、ここから見える景色がまた良い。
こんな素敵な場所にたどり着けたのなら、
自分が”ノーマネー”なのも、悪くはないね。
さて、次回はいよいよ門司港レトロを経て
福岡市内へと向かう。
お楽しみに!!↓