父の死が教えてくれたこと②ー献体に協力した結果…ー

ジェンダレス妖怪”コリュ”こと

天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)だよ。

 

 

今回は、父親が亡くなった時の話の続きということで、

「献体」に協力したことの話をしたいと思う。

 

 

 

 

とはいっても、献体をお願いされた時の状況などについては、

自分はその場に居合わせていないため、

家族による対応になり、ほとんど伝聞による情報になる。

 

今回は僕は家族の言うことを信用して、自分が感じたことを書くことにしたわけだが、

僕が直接経験したことじゃないので、信じるか信じないかはお任せする。

 

あと、医療関係者じゃないから、医学の知識はほとんど無いに等しい。

そのため、今ひとつわかってない部分もあると思うので、その点ご了承いただけたらと思う。

 

 

前回↓

 

 

 

まず、父の死亡時、

担当医から献体をお願いされたときに、家族は誰も反対しなかったという。

 

 

それは理由があって、

その一ヶ月前、最初に運ばれたときに、命は助かった。

その際に医者から、献体に協力する可能性を聞かされていたからだ。

 

 

生前からすでに献体をお願いされていたのは、

発症した病気と、それに伴う症状が、ちょっと規格外だったからだ。

 

 

 

明らかにやせ衰えてしまい、自力で動けないほどになってしまったが、

頑なに病院行きを拒否する父。

家族は、拒否し続ける父親を、やっとのことで入院させることができた。

 

 

 

そこで下された病名は「ケトアシドーシス」および「ウェルニッケ脳症」。

これらはアルコール依存症の患者に見られる症状なのだとか。

 

 

しかし、父親の場合、一般的な症状と異なる部分があったのだ。

 

 

母親によると、

アルコールの飲み過ぎで、肺に穴が開いて食道などに漏れているとのこと。

加えて栄養失調の状態なので、完治は難しいようだ。

 

 

しかし、アルコールが原因で縦隔気腫になることは、殆ど無いらしい。

 

 

その症状が、医学的の研究のための重要なケースとされたようで、

その時点では一命を取りとめたものの

医者から「もしもの場合は献体をお願いするかもしれません」

と言われたとのことだった。

 

 

 

そして、病気により、当初は脳が萎縮している可能性も示唆されていた。

退院したとしても、要介護の状態となるだろう。

 

 

 

しかし、父親はアル中患者に見られるような手の震えなどの症状が見られたことはないし、

うつ病や認知症などの症状もない。

その点なども、珍しいとされたかもしれない。

 

 

 

さらに、感染症の疑いがあり、検査もされた。

 

 

 

感染症というと、現在では”コロナウイルス”がまっ先に思い浮かぶのだが、

正直なところ、当方、自らがこれまで得てきた様々な情報により

コロナウイルスの感染者数や死者数、PCR検査のいい加減さを疑っている。

 

そのため、これで感染者として水増しされたら色々面倒だなと思ったのだ。

(そもそも、陽性者=感染者じゃないし…)

 

 

コロナに関しては、今回は本題じゃないため、

情報に関しては色々あるのだが、とりあえずわかりやすい記事としてこちら↓を貼っておこう。

 

 

 

なんでもかんでも鵜呑みにするんじゃなくて、

興味を持ったこと、疑問に思ったことを自分で調べて確かめること。

それが一番大事。

 

 

 

 

…というわけで話がちょっと逸れたが、

父は一体何の感染症になったのだろうか?

 

 

 

「結核だって。」

 

 

 

 

結核???

 

 

 

結核って…夏目漱石とか中原中也とか昔の偉人が亡くなった病気のイメージ。

 

 

 

 

コロナが流行ってるとされる中で、他の感染症の話を聞くのも久しぶりだが、

年齢がいってる人は今でも結核菌が残っているとのことだった。

昔の病気ではなく、今でも羅患する人が多数いるらしいから、油断は禁物だね。

 

 

 

しかし、話を聞いた時は、安心したのと拍子抜けして笑ってしまった。

まぁその診断をされた時は、容態が安定、快方に向かってたからね。

 

 

 

 

 

こうして、色々な病名が付いたようだけど、

一ヶ月後、最終的に容態が急変して亡くなった時は「誤嚥性肺炎」。

多くの高齢者の死因でもあるようだ。

老衰ならわかるが、年齢が60代後半と若いので残念に思う。

 

 

 

 

そして、死後、改めて医者から献体のお願いをされたわけだが、

一度は助かった命で、事前にお願いされていたことにより、

家族皆、すんなり受け入れられたという。

 

 

 

すると、了承した際に、担当医が浮足立っていて、

「早速署名してください!」とのことだった。

 

 

その反応からして、献体に協力してもらえること自体、

ほとんど無いのでは?と見受けられたそうだ。

 

 

通常は遺族の気持ちの整理がつかない状態で病院側から依頼するので、

そんな状態では依頼をしづらいことでもあるし、

泣きながら「すみませんが…それはちょっと…」などと断られることも多いのだろう。

 

 

 

前回でも言ったが、

父は10年以上、休肝日無しで5合も酒を飲んでいた。

 

まぁこれだけ不摂生していれば、今回のように、何らかの病気になるのは当然だろう。

 

特に、それだけ長年大量のアルコールを摂取していれば、

肝臓が悪くなっている可能性もあるし、

ウェルニッケ脳症ならば、脳にも何らかの影響があるはずだ。

 

 

…と思われた。

 

 

しかし、実際、献体を行ったことで、

 

 

「肝臓はめちゃくちゃ元気」

「脳も萎縮している様子はない」

 

 

という驚きの事実を聞かされたのだ。

 

 

念の為、PCR検査(個人的には無駄だと思うけど…)もやってみたが、

もちろん陰性。

 

 

肝臓も悪くなってなかったし、

かつて患った脳梗塞の影響なのか?脳には傷はついていたようだが、

しっかりしていて、元気だった。

 

 

そのため、その結果から判断するに、

ウェルニッケ脳症なのに、脳は元気なのか?

特例のケースなのか?

そもそもまた違う病気だったのか?

 

色々疑問が湧くのだけれど、自分でも色々調べてみたいと思うし、

献体による研究結果が学会で発表されるようだ。

 

医学の進歩に協力できたことは、父もきっと誇りに思うことだろう。

 

 

 

献体の後、家族が結果を聞かされて帰る際には、

たくさんの医療関係者からの盛大なお見送りがあり、

 

「ありがとうございました!」

 

と、深々とお辞儀をされたのだとか。

 

 

 

というわけで、今回の献体は生前の本人の了承は特に得ていなかったようだが、

かといって拒否していたわけでもないし、

家族の話によれば、「やって良かった」と大変満足した様子。

 

 

どんな発表がされるのか、個人的にも内容は気になるし、

論文などはネットでも見れるようになるのだろうか?

ちょっと楽しみでもある。

 

 

 

それに、献体をしてもらったことで、自分としても一つの気づきがあった。

 

 

 

父は過去に病気を患ったことがあるとはいえ、

僕はアルコールを飲んでばかりの父親を、軽蔑していた部分もあったからだ。

 

 

だんだん、「もうどうなっても本人の自由だから別にいいか」と思い、

どうでも良くなってきたのだが、

ほぼ一日中飲酒している割に、ご飯などはあまり食べずに、

おかずを譲ってくれることが多くなったので、

さすがに心配に思うこともあったからだ。

 

 

今回の結果により、本人の生活習慣が病気の原因となったかもしれないが、

必ずしもアルコールが内蔵の状態を悪くするわけではないことがわかった。

 

奇跡的にも呼吸器以外がほぼ健康だったことは、

本人の名誉として報われたかもしれない。

 

 

そのため、僕自身も、

「一つの側面や視点だけで、物事を決めつけることは良くない」

とわかったのだった。

 

 

それに、健康な生活を意識していても、病気になっちゃう人はいるしね。

その場合、もしかしたら、

食生活に制限を設けているのがストレスになっているのかもわからない。

 

僕もオーガニックの野菜を選んだり、無添加の商品を選ぶようにしているが、

あまり神経質にならず、ほどほどにしたほうが良いのかもしれないなぁ。

 

 

 

 

最後に、家族が献体をやって良かったと思った、もう一つの理由がある。

 

 

今回は台風など諸々の影響で、僕が実家まで帰るための移動が遅れた。

 

 

お坊さんのスケジュールなどの関係で、今回は火葬を先に終わらせて、

骨葬にするとのことだったが、

どう頑張っても火葬が行われる前日の夜か、

当日の午前中にしか到着できそうになかった。

 

それを受けて、家族も火葬の日程を決めてくれたようだが、

もし献体をしていなかったら、火葬まで間に合わなかったかも?とのことだった。

 

 

つまり、献体をしないと、火葬する日が早まってしまうため、

最後のお別れの立会に、僕が間に合わなかった可能性もあった。

 

 

その意味でも、献体をやって良かったと思ったそうな。

 

 

わざわざ遠く離れた沖縄には好きで住んでいるわけだし、

家族や地元の人に監視・干渉されない自由が最高だと思っている。

 

 

一方で家族の死に目に会えない、天災等で一歩間違えたら火葬にも立ち会えないし、

家族との合流も遅れる、

今回のように伝聞による情報がほとんどなので、終始実感が湧かず、

取り残された感覚や無力感を覚える…

以上のようなリスクも全て理解して、自らの人生を選んでいる。

 

 

これだけわがまま放題やってるのは、自分も父とあまり変わらない。

それでも変わらぬ家族の優しさに、ありがたさを感じたのだった。

 

 

 

また、今回のメインとなった「献体」に関しては様々な考え方があると思うし、

亡くなった人物も遺族も報われる方法として、何が正しいのかはわからない。

 

 

しかし、臓器移植のように、本人の意志は特に必要がないため、

もしあなたが遺族としてお医者さんからお願いされた場合、

特に抵抗がなければ、了承してみるのも一つの尊い選択だろう。

 

医学の進歩に協力もできるし、

亡くなった本人にとっても良い結果になるかもしれない。

 

 

↓次回へ続く。

 

 

 

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