青春18きっぷ2019夏④〜地獄の東海道線で電車の乗車マナーについて考える〜

2019年夏の18きっぷ旅行

 

 

前回の話は静岡のグルメばっかりで1ページ使うことになったので、

肝心の電車の様子については、また別に書くことになった。

 

前回↓

 

 

というわけで今回は、東海道線・静岡区間について

話していきたいと思う。

 

 

18きっぷシーズンの静岡区間ね…

 

 

まぁ、わかる方にはわかるかと思うが、

 

 

控えめに言って…

 

 

地獄だった!!!!

 

 

 

 

 

 

地方の在来線の混雑は、かつて経験した

関西方面〜米原らへんも混雑していて

なかなかきつかったものだが…

その時はまだ座れたから良かろう。

 

 

その時の様子、兵庫から岐阜までの長い旅路については

こちらに書いている。↓

 

 

 

しかし、今回は立っている時間が長かった。

 

 

 

そのため、今までの在来線電車の中で最もきつく感じられた。

 

 

いや違うな、「長かった」じゃなくて…

 

 

最初から最後までほぼずっと立ちっぱなしだったよ。

 

 

約3時間と、こんなに長く乗車しているのに

なかなか座席に空きが出ない

(自分がいた場所が端っこすぎたため、席に空きが出ても先に取られてしまう)

それも珍しいと思った。

 

 

荷物が多いから隅っこの方にいればストレスも最小限に抑えられるし

周囲への迷惑も軽減させられるかもしれないし

しかも移動もする必要ないし

 

 

「楽かなー?むしろイケるんじゃね?」

などと思っていたのだが…

 

 

 

完全に甘かったね!!!!

 

 

 

途中で寄り道などすれば、

精神的にも肉体的にも一時的に開放されるし

うまく過ごせたかなとも思った。

 

 

静岡駅にも立ち寄ろうかなとも思ったけれど、

荷物が重いからあちこち寄っている時間も体力もなかったし

浜松から乗り換えとなる熱海まで

結果的にずっと同じ場所で立っている状態となってしまったのだ。

 

 

 

しかも、ストレスに感じたのは、

時間の長さと座れなかったことだけではない。

 

 

 

言うまでもなく、乗客である。

 

 

 

まぁ僕も完璧ではないから、

人に迷惑かけていることもあるかもしれないが、

 

 

それでも目についた行為はというと、

 

 

周辺の乗客がリュックを背負ったまま乗車していたことである。

 

 

 

 

いや、別に僕はマナー云々をうるさく言いたいわけではない。

 

 

すぐに降りる場合など、

僕も稀にリュック背負ったまま乗車することもあるし。

 

 

 

そうではなく、

 

「そもそもなぜリュックを背負ったまま乗車すると、

周囲の人に不快感を与えるのか」

 

その最も考慮すべき理由を、今回の経験で身をもって知ったわけだ。

 

 

 

それまで僕は、一般的にリュックを背負ったままの人を嫌う人たちって

「リュックのスペースの分、一人でも多くの人が入れるのに

周囲の人を考えない自分勝手な行動だ」

という理屈を言っているのだと思っていた。

 

 

しかし、そんなこと言ったら

 

「じゃあベビーカーや車椅子の人もダメなの?」

「松葉杖の人は?杖をついたお年寄りは?」

「キャリーバッグの人は皆宅配便で送れとでもいうの?」

 

などと、誰が良くて誰がいけないのかキリがないし、

そんなものは一般的に明確な基準があるわけではなく、

個人のさじ加減によるものだし、不毛な議論だなと思うわけである。

 

そもそも皆が1kgでもダイエットすれば、

乗車率高まるだろーがって話だ。

 

 

 

もちろん、犯罪や明らかな迷惑行為などしない限り、

「基本的に、電車に乗っちゃいけない人なんていないだろう」

と、僕は思う。

 

 

だから、本来ならば、皆が他人の多少の粗相にも

目を潰れるようになることが理想なのかもしれない。

 

 

それが無理なら、

せめて「何でもかんでもルールに従わない人を悪とする考え方」を

ちょっと緩めるだけで、

公共の場での苦痛も軽減されるのでは?と思う。

 

 

そのため、今回僕が言いたいのは、

リュックを背負った人自体を「マナー違反だ」と責めることではない。

 

 

そうではなく、別の意味で

「リュックを背負ったまま乗車する危険性」を感じてしまったからだ。

 

 

本来であれば、リュックを背負うこと自体が他人に害を与えるとは思わない。

 

 

 

しかし、大抵の場合、リュックの中身というのは

それなりの重量のものが入っているはずである。

 

 

人にもよるかもしれないが

仮に、リュックそのものの重さも含め、

総重量が大体3〜5kgくらいだと仮定しよう。

 

 

10kg近くになるとさすがに背負ったままはきつくなり、

床に降ろすなどすると思うので、

背負ったままというのは「軽い〜ちょっと重い」程度だろう。

 

 

 

僕が今回見かけた人は年齢的に学生さんで、

相当退屈だったのか憂鬱だったのか

じっとしていられない性格なのかは知らないが、

 

リュックを背負ったままつり革を掴んだ状態で

連れの女性と話しながら体を右往左往にゆらゆら動かしていたのだ。

 

時々ぐるん!と身体を半旋回させることもあり、

その度に僕が読んでいるKindle(電子書籍)にリュックが当たったのだ。

 

 

それでも本人は全く気づいていない様子だった。

 

 

もしそのリュックが5kgくらいの重さがあるとすれば、

それを背負ったまま身体を動かすことは

同時にリュックも振り回すことになり、

周囲に鉄アレイをぶんぶん振り回すのとほぼ同じだと思う。

 

 

そんなの危険じゃね?

 

 

↑魂の叫び。途中から何の話をしてるんだろうか。

 

 

 

 

その人ももちろん、悪気がないのはわかっている。

 

 

狭い空間の中では、たとえリュック自体がぶつからなくても、

自分自身がちょっとした衝撃や急な発信でバランスをくずして

誰かにぶつかってしまうってことも十分にあり得るわけだし、

リュックを背負うこと自体を悪と決めつけるのも違う気がする。

 

 

しかし、だからこそ、

混雑している電車の中では、

せめて自分の持ち物が人にぶつからないよう、

ちょっとでも配慮してほしいなーというのが

一乗客としてのお願いだ。

 

 

かといってあまりあれこれ考えすぎず、

もし迷惑かけたなと思ったら謝れば良いのでは?と思うし。

 

 

 

僕はこれまで電車通学や電車通勤をしたこともないし、

満員電車のストレスからは至って無縁だったから

正直公共機関のマナーの全てを知り尽くしているわけではない。

 

 

でも、今回のことですごく勉強になったし、

良い経験になったなと思った。

 

 

 

その時はめちゃくちゃイライラしたけどね(笑)!!!!

 

 

 

 

ま、僕も荷物が重いから

できるだけ人が通らない隅っこの方に置いておいたわけだけど、

これだって僕なりの最善の行為なわけだ。

 

 

もし荷物を置くこと自体を迷惑に感じる人がいたら、

キャリーバッグなどだって手で持つのが不可能なわけだし

バックパッカーや旅行者などは長旅で疲れている人もたくさんいるわけだから

多少のことは許していただけたらなと思う。

 

 

だから、僕もその人のことや、

他にもリュックを背負ったまま

眼の前に押し寄せてきた人たちを許してあげたいなーと思う。

 

 

というわけで、公共機関云々のマナーについては

今後も一般的にどうかではなく、

 

どうしたら他者に対しての迷惑を最小限に抑えられるか、

あくまでも「自分基準」で考えていきたい。

間違っていたらその都度修正すれば良いわけだし。

 

 

世の中には絶対的な正しさなど無い。

 

 

「何が正しい」かなんて、誰にもわからないし、

「何が正解か」なんて、誰にも決めることはできない。

 

 

 

世界的な視点で見れば、

「自分の常識が誰かの非常識」はむしろデフォルトなのである。

 

 

自分の信じていたものが他者にとって違うということだって

十分にありえるのだ。

 

 

僕自身は世界が良くなるように、

自分の信念のもとに行動しているわけであり、

他の人の気持ちも考えたいではあるが、

場合によっては他者よりも自分の気持ちを最優先させることもある。

 

 

人それぞれ受け取り方が違うのだから、

自分の言動がすべての人に満足してもらえるかなんて限らないからだ。

 

 

その複雑な思考のプロセスなど知りもしないで、

自らの「正しさ」を盾に一方的にいちゃもんつける人

 

そんな人のことまで考えていたらキリがないし、

ある程度は仕方ないと割り切るのも

自分が楽に生きられるようにするためには、大切だと思った。

 

 

その分、他者の一挙一動にいちいち苛つくことがないよう

自分自身の物の考え方や度量を進化させていくことも大切だよね。

 

 

 

 

 

というわけで、今回の静岡区間の旅はすごく大変だったけれど、

後から思い出せばまぁ良い思い出づくりになったかなという感じだ。

 

 

 

それに、嫌なことばかりじゃなかったんだよ。

 

 

 

先程も言ったように、

電車マナーについて自分自身も知らなかったことを知れたのは

良い経験だったというのもあるし、

 

 

確かに時間はものすごく長く感じたけれど、

Kindleをゆっくり読むこともできた。

 

 

ちなみに僕が今回読んでいたのは、

人間関係をリセットして自由になる心理学」である。

 

最近はこちらの書籍の作者による発信をひたすらフォローしている。

 

僕はもう金輪際、人間関係で面倒な人を引き寄せないと決意した。

だから徐々に性格悪い部分も出すようにしているんだけれど。

 

同時に、著者の書籍などで提供しているノウハウも

生きるヒントになるのでは?とも思っている。

 

本当に好きな人だけと、素敵な関係を築いていきたいよね。

 

 

 

他にも今回の乗車で、嬉しかったこととして、

途中でこんな光景を目にすることができたのも

今回のような従来線を利用しなければできなかったことだ。

 

 

 

 
 
 
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意外と接続の様子って見たことがなかったから

ラッキーだったね。

 

 

 

ちなみに↑上の映像はなぜ音声がないかというと、

実際の音声には近くにいた外国人(ネパール系?)の話声しか聞こえず

そのまま掲載すると「どこの国だよ!!」感が出てしまうから(笑)。

 

 

ネパール人の声しか聞こえないのに

電車は「熱海」行きってカオスだよね。

 

 

 

 

しかし、良かったことといえばそれくらいかなー。

 

それ以外についてはほぼ「キツイ」の一言に尽きる。

 

 

そのため、

 

「今後、静岡を通過する時は、絶対に新幹線を利用する!!!!」

 

心に決めたのだった。

 

 

 

そんな感じで浜松から熱海まで

約3時間ほどの乗車と乗り換えを経て、

18時過ぎ頃、小田原駅に到着。

 

 

 

なんと…小田原駅では、

ものすごく個性的な建造物のホテルが

僕を迎えてくれたのだった。

 

 

 

次回へ続く!

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