「2つの虹色」という色彩から見る、日本人の感性

コリュにちばんこ〜。

天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)だよ。

 

 

ここ数日、久しぶりにがっつり生みの儀式を行った。

 

 

平たく言えば、キャラクターデザインをして、

Photoshopでイラストを描いていたのだ。

(ていうか、儀式ってなんだ。むしろこっちが聞きたい。)

 

 

 

 

 

YouTubeでの動画発信も視野に入れつつ、

今後はサイトを様々なキャラクターで盛り上げていきたいと思っている。

 

 

今また別のキャラクターも考案中だし、

生み出したキャラクターを使って、

デザインの仕事なども受注出来るようになれば良いなと思っている。

 

 

 

 

まず、本題の前に、新しいキャラクターの設定について、

ちょっと語らせておくれ。

 

上の新しいキャラクターは「コリュの本体」っていう設定で、

「七尾の狐狸(コリ)」という妖怪である。

 

まさに私「煌琉」そのものを表している。

 

 

 

↑狐と狸の妖怪・コリュ

 

 

一方、「コリュ」はいわば人間界での仮の姿。

人間界で生活できるように

ちょっと親しみやすい姿になっているのだ。

 

 

実際、ご当地キャラやアニメなどの人気キャラクターは

見た目がより動物に近くて、丸っこい、

可愛らしいキャラクターのほうが好まれている傾向にあると思う。

 

くまモンとかドラえもんとかね。

 

 

逆に、新キャラで身体がピンク色の「煌琉」のほうについては

神聖かつ神秘的で、かっこいいフォルムのデザインを目指したのだ。

 

 

 

 

…さて、ここでようやく今回の本題。

 

「2つの虹色」という色彩から見る、日本人の感性

 

をテーマに、意気揚々と語っていきたい。

 

 

 

 

まず、新しいキャラクターの”しっぽの色”や”身体の色”について、

なぜこの色彩を選んだのかと言うと…

 

 

「日本人の感性としての『虹色』を、

デザインに盛り込みたかったから」

 

である。

 

 

 

………ん?

言っている意味がわかんねーぞ?

 

と、思われたに違いない。

 

 

順を追って説明しよう。

 

 

 

まず、しっぽの色について。

 

 

新しいキャラクターデザインは妖怪「九尾の狐」がベースとなっているが、

しっぽは「七尾」となっている。

 

 

七尾で、かつ色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」

 

つまり、虹色となっているのだ。

 

 

「九尾の狐」というものが存在するのに、

わざわざ「七尾の狐」…というか、「七尾の狐狸」にしたのは、

「虹色=七色」という日本人の感性を、しっぽにて表現したかったのだ。

 

 

 

実は、「虹色が七色」というのは、日本固有のものなのだ。

 

 

虹は各国によって色の数が違うのだ。

LGBTの象徴である「レインボーフラッグ」も六色だしね。

 

 

他の国にはない「藍色」が入っているのは

日本人が持つ豊かな色彩感覚によるものと思われる。

 

 

実際、「日本の伝統色」について調べると、

とても豊富な色の数々で、それぞれに名前が付いていることがわかる。

 

 

伝統色の一覧が確認できるサイトはこちら↓

 

 

 

このサイトからもわかるように、

鮮やかな色から暗い色、

どちらでもないような、微妙な色にも名前が付いている。

 

 

まるで自分の赤子に名前を付けるかのように、

一つ一つの色を大切にしている。

 

 

その昔の日本人の繊細な感性には、素晴らしすぎてため息が出る。

 

 

 

次に、2つ目の「虹色」に関しても説明していきたい。

 

 

新キャラクター「煌琉」は、狐っぽい色の「コリュ」と違い、

身体が黄色っぽい色ではなく、ピンクのような色にした。

 

 

 

最初は統一感を持たせるため、

上の図のように、「コリュ」と同じ黄色っぽい色にしたのだけれど、

「ある事実」をもとにピンク色にした。

 

 

その事実とは…

 

 

このピンク色は、日本の伝統色である「虹色」なのである。

 

 

 

 

人によっては見え方が変わるかもしれないが、

客観的事実として、色の情報を番号で表すと、

「#f6bfbc」という形で表現されるようだ。

 

 

この淡いピンク色「虹色(#f6bfbc」)」はなぜこの色なのかは

情報が少ないため、正直良くわからない。

 

 

しかし、こちら↓のサイトさんによると…

 

 

 

この虹色の由来は、薄い紅色は光の反射によって青みや紫みが強く見えるなど、

さまざまな色に移ろって見えたためということらしいのです。

出典:クラシノイロ

 

 

虹という光のプリズムが、さまざまな色に移ろって見えた結果、淡いピンク色となる。

 

 

今、僕たちはどうしても七色という固定観念から虹を見がちであるが、

科学が発達していなかった頃の昔の日本人には、そのような前知識も特にないだろう。

 

 

光の反射により色の移ろいを感じつつも、

自分たちの感性により、「単色のピンク色」に「虹色」という名前をつけたのは、

なんとも趣深いではないか。

 

 

カラフルな虹色も良いけど、単体で表現される虹色も素敵だなと思ったし、

可愛いものや細やかな部分を愛でる、

日本人の複雑かつ繊細な感性を大切にしていきたい。

 

 

…と思って、単色の伝統色である「虹色」も

自分のデザインに採り入れたわけだ。

 

 

 

 

こうして見ると、やっぱり身体の色も「虹色」にして良かったなと思う。

 

今では虹を見てもほとんど認識されないであろう、

このピンク色の「虹色」という存在が、

より多くの人に知ってもらえると良いなぁ〜。

 

 

 

日本人は昔から、様々な分野で活躍してきたし、

アニメや漫画などのアート関連や和モノのアイテムも世界で大人気だ。

 

昔の人のDNAが通っている以上、

同じ日本人であるあなたにも「素晴らしい感性」を持ち合わせている…

その可能性があることに、気づいてもらえると嬉しい。

 

 

 

 

そんなわけで、

キャラクターデザインの説明も兼ねて、

2つの意味の「虹色」について説明してきた。

 

 

つまり、日本人の「虹色」という概念は

 

「現代の日本人が共通して認識している、七色の『虹色』」

 

 

「昔の日本人が独特の感性で認識した、伝統色としての『虹色』」

 

の2つが色彩として存在するということだ。

 

 

※ちなみに、昔の人が「虹」をどう認識していたのかは

こちら↓でも説明している。

大昔の人にとっては、恐怖の対象でもあったようだよ。

 

 

 

 

最後に、

 

今回のテーマ

 

「2つの虹色」という色彩から見る、日本人の感性

 

ということで、

二種類の「虹色」から、日本人が素敵な色彩感覚を持ち合わせていたことが

おわかりいただけたかと思う。

 

 

当サイトでは、「なぜ日本人は精神性が高いのか?」に興味を持ち、

「日本の素晴らしさ」をより世界に広め、

日本人であるあなたがより魅力的な人物となり、豊かな人生を送れるよう、

日本人の「性」「美」「知」について様々な研究をしている。

 

 

日本人であるあなたが、誰にも従うことなく、

自分らしい人生をアート&デザインできるよう、

今後もより楽しく、ためになるサイトを目指して、

試行錯誤を重ねていきたいと思う。

 

 

まだまだやることはたくさんあるし、

ブログ更新や過去記事の整理などの作業は遅いけど、

確実に前に進んでいるので、

ぜひ今後の進展をお楽しみに!

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