ライブ大好き妖怪”コリュ”こと
天海夜 煌琉(あまみや こうりゅう)でごわごわごわごわごわごわす。(ラップ調)
今回は、2017年3月12日に行われたMUCCの羽化ツアー
鹿児島CAPALVO HALLでのライブ参戦記をごわごわと書いていきたい。
(↑ごわごわってなんぞや?)
MUCCはだいぶ前から好きだったけれど、
ワンマンかつスタンディングではこの日が初めての参戦となった。
しかし、ライブ自体は初めてではなくて、
2016年に行われたM.A.Dツアーにも参戦している。
そこで初めて生のMUCCの生音を聴いた。
家でのスピーカーなんて比ではない、
あの心臓に響き渡る重厚な音が今でも忘れられない。
ちなみに日にちは2月11日で、会場は埼玉。
その際はAKi(シドのベーシスト)やギルガメッシュも演者として参加していた。
ギルガメッシュも前から好きなバンドの一つで、ライブは初めてだったものだから、
それを観て感動して4月の神戸のライブに足を運んだんだよね。
まさかその数カ月後に解散してしまうとは思わなかったけれど…(泣)
…おっといけない、感傷的な気持ちになる前に
さっそくライブの感想を。
セトリはこちら↓
初めてのMUCCワンマンは沖縄からも割と近い地方の鹿児島。
初ワンマン参戦が地方のライブハウスとなるので、
都会での大きな会場での雰囲気も知らない自分が、
どんな感じのノリが通常運転なのかよくわからいのに楽しめるのか…?
ワクワクドキドキ。
開演後はメンバーが登壇し、幻想的な演奏の中でボーカルがセリフを語り、
静寂と激しさを秘めた作品「脈拍」が始まる。
2曲めの「絶体絶命」で徐々にボルテージが高まっていく。
僕自身は「秘技・見よう見まね」で様子を伺いながら周囲の人に合わせてヘドバンするも
「ヒャッハーーーーたのしーーーー」
と一気に気分は最高潮に。
久しぶりとなるモッシュも、MUCCのライブでは初めて。
あまり強く当たらないよう気を使いつつも
よくわからないなりにピョンピョンはねて楽しんでいた。
曲は聴き込んでいてよく知っていたから、そこは問題なかったようだ。
「KILLEЯ」などの曲ではサークルが発生していた。
サークル自体初めての体験だった気がする。
あまりにも楽しそうだったものだから、自分も混ざってぐるぐる回ってみた。
走りながら見知らぬ夢烏(ムッカー=MUCCのファン)さんたちの笑顔を眺められて最高だったよ。
会場自体かなり余裕があったから思い切り暴れられたよね。
会場の雰囲気も、ファンの方も温かかったように思う。
しかも、演奏された曲はほとんど大好きな曲ばかり。
特にあの曲が流れた時は感激してしまった。
「月光」だ。
(ちなみに上の写真は、どこかのバーか何かで撮った写真が月に見えたので載せた。)
↑収録アルバムの「極彩」
ポップでバラエティーに富んだ楽曲が特徴。
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この曲はMUCCの全曲の中でも個人的トップに入るほど大好き。
一時期ベースも耳コピして練習してたなぁ〜。
アルバムの「極彩」も人によって好みが分かれるようだが、
個人的には好きな曲が多く、
ポップでかっこよくて初めての人にも勧めやすい作品だと思っている。
「月光」の曲調もエモいし、ちょっとだけセンチメンタルな気分になった。
次に続くガーベラも好きな曲。
MUCCはベストから入ったので、初聴きから一気にハマったよ。
この日はツアーのテーマであるアルバム「脈拍」の曲をメインディッシュに、
「極彩」の曲がちらほら演じられたようだ。
なんて極上…というより、なんて彩り豊かで極彩なフルコース。
その他にも「アゲハ」や、アンコールで「空虚な部屋」が聴けたのも満足。
↑「アゲハ」の曲もMVもかっこいいぜ。
「空虚な部屋」が収録されている「6」はバンドスコアを購入して、
一部の曲を練習した覚えがある。
収録曲は比較的少なめではあるが、とにかくかっこいい曲が多いく、
完成度が非常に高い作品。
「赤い空」なども大好きなので、
いつか「6」がメインで演じられるライブと出会えることを願う。
↑こちらが「6」。
ダークな曲と哀愁のある曲のバランスと重低音がヤバイ。
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メンバーのトークで印象的だったのは、
・鹿児島人による「ヴィダル・サスーン」のイントネーションが面白い
(「サ」で上がって下に上る感じ?)
・桜島で自転車を借りたらものすごく軽くて、
返す時に車体の値段を聞いたら「80万(!)」だった。
・喫茶店なのに名前がものすごい店を見かけた。
(「リベンジ」とかそんな感じの名前だったような…。)
(※内容に関してはうろ覚え)
桜島には翌日ちょっとだけ訪れたけれど、
あそこを自転車で一周するなんてさぞかし気持ち良いだろう。
しかも、レンタル料金はわからないけれど、
仮に数千円だったら、それで80万の自転車を借りられるなんて、
ものすごいコストパフォーマンス。
体験してみる価値はあるだろうな。
というわけで、今度来た時はレンチャリで桜島一周にも
ぜひチャレンジしてみたいものだね。
その時は誰のライブになるかはわからないけれど、
そもそもライブ目的で来るのかはわからないけれど、
鹿児島の人たちと一緒に、和気あいあいと楽しく暴れられたら良いね。
…って、ライブ目的で来なかった場合は誰とどこで暴れるんだって話だけどな。
…というわけで、今回はこれまで。
自分はやってないけれど、夢烏さんたちによるコロダイも初めて見てちょっと感動した。
結構頻繁に起きていて迫力があったし、
V系というよりロックバンドのような、サッパリしたノリが好みだったな。
他のファンの人達も特に嫌な印象は受けなかったし。
また行きたい!と心から思ったのだった。
この時のライブがすごく良かったので、
脈拍ツアーは同年4月のラストライブに参戦することになった。
その際のレポもまた後日挙げようと思うので、お楽しみに〜。
↑「脈拍」。最高に良いよ。
ジャケットも大好きな山本タカト氏によるものでお気に入り。
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最後に、この鹿児島のライブ。
めちゃくちゃ楽しかったけれど、アンコールがちょっとカオスで笑ってしまった。
このバンドのファンによるアンコールはちょっと特殊で、
周囲の人のやり方を見た感じでは、パンパンと手を叩いて
「オーイ!(←正確にはわからないが、そう聴こえる)」
と叫んで、両手を挙げるスタイルだった。
パン!パン!(拍手)「オーイ!」(コール)
↑これを繰り返す感じ?
その際にやたら大声で「オー」のタイミングがめちゃくちゃ早い人がいたり、
何が何でも「アンコール!アンコール!」と言い続けるおじさまがいたり、
声を張り上げてその状況を直そうとする熱心な人達がいたり…
一体誰を真似すればいいんだ!!!!(←迷うな)
「これ、きちんとやりたい人たちからすればイライラするんだろうな〜^^;」
と思いつつも、
とはいえ、周囲の人もちらほら笑っていたようなので、
「結果的に楽しければそれでいっかー!」
と思ったのだった。
今、この記録を書いているのは2020年。
世間ではリモートによるイベントが主流になってきているようだ。
オンラインでのライブだと、
このようなファンによるアクシデント(というほどでもないけれど)とも
なかなか出会えないような気がする。
色んな人がいるからこそイライラすることもあれば、
笑っちゃうこともある。
周囲は知らない人ばかりなのに、そこから生まれる一体感もある。
その不思議な感覚を味わうには、
やっぱり「ライブ」じゃなきゃな!
というわけで、
早く全国あちこちにライブが行ける日が来るといいな。
ちなみに、この時のライブで鹿児島に訪れた時の記録
「御楽縁生記(オタノエンセイキ)・鹿児島編」も好評連載中。
旅の気分を味わいたい方は、ぜひこちら↓もご覧くださいませ。