
休みの日に野菜を買ってきた。
元々は上↑の記事で紹介している根菜ストックを作るために、
大根やイモ類を購入しようと思っていたのだけど、
夏野菜が美味しそうだったので、
急遽サラダのストックと漬物を作ることに決めたのだ。
胡瓜や茄子も安かった。
というわけで、粕漬けを作った。
ぬか漬けやキムチなどの漬物は、過去に何度か挑戦したことがあるが、
粕漬けは人生初である。

ちなみにキムチはこちら↓の本を参考にして作ったのでベジ仕様である。
↑創業三四〇年 自然酒蔵元 寺田本家 麹(こうじ)・甘酒・酒粕の発酵ごはん
[寺田 聡美、寺田 優 ・著](※クリックするとAmazon商品ページ)
僕の場合、いつも甘酒を飲むために酒粕を購入しているのだが、
切らしてしまったので、スーパーで売られている酒粕を買った。
しかし…
…実に不味い。
スーパーで買ったものはどうしても不味い。
他の方法ならどうかと思い、砂糖をまぶして焼いてみた。
それでも不味い。
これでは消費できないと思った。
…というわけで、粕漬けにしようと決めたのだ。
新しく酒粕が届いたので、不足分はこれで補ったけど、
粕漬けにするんだったら一つだけ安いのを頼んでも良かったかも。

↑小左衛門 純米吟醸 酒粕 1kg
(※クリックすると楽天商品ページ)
甘酒を作るので、酒粕は上の画像のような商品を、5キロくらい一気に購入しておく。
取り寄せた酒粕はやっぱり美味しい。
冷凍すれば1年持つし、その前に消費してしまうから全く問題ない。
今スーパーフードなど色々流行っているけれど、
結局のところ日本人には日本人に合う食生活というものがある。
それは和食だ。
本来なら一汁一菜を基本的に、発酵食品を摂取すれば十分なのだ。
あとは「まごはやさしい」に沿って食材を使うことで、
バランスの良い食生活が出来る。
(「まごはやさしい」がよくわからない方はぜひお調べください。)
僕の場合、味噌汁に使う味噌、だしの素や醤油、酢、料理酒、みりんなどといったものは、
添加物を使用していない「本物」の調味料を選んでいる。
調味料くらい…と思う人もいるかもしれないけど、
調味料だからこそこだわるべきだと考えている。
食材の味付けに欠かせないものは調味料。
その調味料を質の良いものに変えるだけで、
エネルギーが湧き上がってきて、身体が元気になるからだ。
食生活には、何をプラスするかではなく、
何をマイナスするかを考えることが大切。
テレビでよく、「○○を食べると良い」みたいな特集を目にするけど、
それにいちいち反応するのは良くない。
そもそも、その食材が本当に良いのかどうかは、
自分自身で確かめてから決めるものだ。
(結局飛びついたところで自分に合わないから、皆すぐにやめちゃうんだろうけど)
マイナスはしていくけど、
選んでいくもの、取り入れていくものの質は高めていく。
一つ一つの選択を丁寧にしていって、
厳選された「濃い」要素で自分を作り上げていく。
これは食べ物だけではなく、
断捨離など様々なことについて言えること。
食生活の質を高めること、つまりダイエットをすることで、
その他の考えにおいても、取捨選択が適切に出来るようになってくる。
ということで、まとめると、
日本人の体質には和食が一番合う。
その和食の質を高めることで、人生の質が高まる。
食事の量ではなく、質を高めるのは急にはなかなか難しいけれど、
徐々に実践していくことで、次第に改善されていく。
身体にとってエネルギーを高める食べ物と低くさせる食べ物を
見極められるようになるからだ。
それには調味料を変えるのが最も手っ取り早い。
そして、出来たら市販の添加物まみれのものではない、
無添加の漬物も自分で作ってみることをおすすめする。
…ちなみにインスタの粕漬け、まだまだ漬けきれてなかった(笑)
今後の変化を観察しながら、実際に味わう楽しみがあるのも、
漬物の醍醐味だな、と思う。